特許
J-GLOBAL ID:200903026250824194

フェーズドアレイアンテナ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-298366
公開番号(公開出願番号):特開平9-138270
出願日: 1995年11月16日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】 短時間のうちにアンテナの波面補正や素子の故障診断を行なうことが可能なフェーズドアレイアンテナ装置を提供する。【解決手段】 各放射器1100〜1N00の複数の送受信モジュールのうち、それぞれ1つの送受信モジュールが演算処理器400 からの制御信号によって受信動作状態に設定される。リファレンス空中線600 より空間に放射される励振器300 のRFリファレンス信号は、上記受信動作状態の複数の送受信モジュールによって受信されたのち、受信器200 によってそれぞれ周波数変換され、ビーム形成部100 により素子データが抽出される。演算処理器400 は、この素子データから上記送受信モジュールの受信信号の位相および振幅のデータを検出し、上記送受信モジュールの初期の位相および振幅のデータと比較して、上記送受信モジュールに対する補正データおよびウェイトデータを算出するようにしたものである。
請求項(抜粋):
ローカル信号、およびこのローカル信号に基づくRFリファレンス信号を生成する励振手段と、前記RFリファレンス信号を送信するリファレンス空中線と、アレイ配列された複数の素子アンテナと、対応する前記素子アンテナとRF信号を授受しその位相と振幅を制御信号に基づいて制御する複数の送受信モジュールと、この複数の送受信モジュールの出力する受信信号を合成し、RF合成信号として出力するRF合成回路とを備える複数の放射器と、この複数の放射器ごとに、前記複数の送受信モジュールの位相と振幅を制御するための制御信号を生成する走査制御手段と、前記複数の放射器が出力するRF合成信号を、前記ローカル信号を用いてそれぞれ独立に周波数変換し受信IF信号として出力する周波数変換手段と、この周波数変換手段が出力する複数の受信IF信号をそれぞれ独立にディジタル信号に変換し、素子信号として出力するアナログ/ディジタル変換手段と、このアナログ/ディジタル変換手段が出力する複数の素子信号を、外部からのウェイトデータに応じてそれぞれ独立に重み付けを行なったのちに互いに加算してビーム形成を行ない、その加算結果を受信データとして出力するビーム形成手段と、前記アナログ/ディジタル変換手段が出力する複数の素子信号から互いに同一タイミングでデータを抽出する素子信号抽出手段と、この素子信号抽出手段によって抽出されたデータから、前記複数の放射器が出力するRF合成信号の振幅および位相を検出する演算処理手段とを具備したことを特徴とするフェーズドアレイアンテナ装置。
IPC (3件):
G01S 7/02 ,  G01S 7/40 ,  H01Q 3/26
FI (3件):
G01S 7/02 F ,  G01S 7/40 C ,  H01Q 3/26 Z
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-129577
  • 特開平2-309278
  • 特開平2-208582
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