特許
J-GLOBAL ID:200903026253180158
膜破壊剤を使用する増強された輸送
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
山本 秀策
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-527278
公開番号(公開出願番号):特表2002-500201
出願日: 1999年01月05日
公開日(公表日): 2002年01月08日
要約:
【要約】治療剤および診断剤、または代謝産物、または他の分析物の、細胞からの、細胞内区画からの、あるいは細胞層または細胞障壁を通っての、輸送あるいは放出のための組成物および方法が記載される。これらの組成物は、膜障壁輸送増強剤を含み、そして通常、増強因子および/あるいは、破壊または透過性の変化、輸送の変化、もしくは放出の変化をもたらす刺激への曝露と組合せて投与される。好ましい実施態様において、これらの組成物は、エンドソームの低pHに応答してエンドソーム膜を破壊するが、細胞膜に対しては比較的不活性である化合物を含み、治療剤または診断剤と、直接あるいは間接的に結合される。pH以外の刺激および/または増強因子(例えば、光、電気的刺激、電磁気的刺激、超音波、温度またはそれらの組合せ)に応答性である他の破壊剤もまた使用され得る。これらの化合物は、イオン結合、共有結合、または水素結合により、送達される薬剤あるいは送達される薬剤と複合体を形成するリガンドに結合され得る。送達される薬剤は、治療剤および/または診断剤であり得る。超音波、イオン泳動、および/または電気泳動のような、送達を増強する処置もまた、破壊剤と共に使用され得る。
請求項(抜粋):
細胞膜、細胞の間、細胞障壁、または脂質膜を通っての、輸送あるいは放出を増強する組成物であって、以下: 少なくとも1つの刺激に応答して構造または特性を変化するポリマー、疎水性でありかつpH変化の機能として細胞膜に細孔を形成するペプチド、およびリン脂質破壊剤からなる群から選択される、膜障壁輸送増強剤、ならびに 該薬剤が該膜を破壊する有効性を誘導または増強する手段を含む、組成物。
IPC (6件):
A61K 47/32
, A61K 9/00
, A61K 31/7105
, A61K 31/711
, A61K 47/42
, A61K 47/48
FI (6件):
A61K 47/32
, A61K 9/00
, A61K 31/7105
, A61K 31/711
, A61K 47/42
, A61K 47/48
Fターム (20件):
4C076AA06
, 4C076AA17
, 4C076AA19
, 4C076AA24
, 4C076BB13
, 4C076BB31
, 4C076CC27
, 4C076EE09
, 4C076EE10
, 4C076EE41
, 4C076FF02
, 4C076FF34
, 4C086AA01
, 4C086AA02
, 4C086EA16
, 4C086MA01
, 4C086MA05
, 4C086MA23
, 4C086NA11
, 4C086ZB26
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