特許
J-GLOBAL ID:200903026259020152

フェーディングひずみ補償方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-162584
公開番号(公開出願番号):特開平6-284026
出願日: 1992年06月22日
公開日(公表日): 1994年10月07日
要約:
【要約】【目的】 遅延分散が生じた時にもフェーディングひずみに対する十分な補償特性が得られるフェーディングひずみ補償方式を実現する。【構成】 第1及び第3ひずみ推定部9、11は第2及び第4シンボル列を入力し、時間軸上で同じ位置にあるパイロット信号におけるひずみを用いて、第1及び第3サブキャリア内の、時間軸上で対応するシンボルにおけるひずみを推定し、出力する。第2及び第4ひずみ推定部10、12は第1及び第3シンボル列を入力し、時間軸上で同じ位置にあるパイロット信号におけるひずみを用いて、第2及び第4サブキャリア内の、時間軸上で対応するシンボルにおけるひずみを推定し、出力する。第1ないし第4補間部13〜16は、第1ないし第4ひずみ検出部5〜8の出力および第1ないし第4ひずみ推定部9〜12の出力を入力し、第1ないし第4補償用信号列を出力する。
請求項(抜粋):
N個(Nは4以上の整数)のサブキャリアに伝送するデータを分割し、前記N個のサブキャリアを1グループあたり2個以上のサブキャリアを含むようなk個(kは2以上の整数)のグループに分類し、定期的に挿入されるパイロット信号を、同一グループ内のサブキャリア間では時間軸上で同じ位置で、異なるグループのサブキャリア間では時間軸上で異なる位置となるよう配置して伝送するディジタル無線通信方式で用いる、フェーディングひずみ補償方式において、前記N個のサブキャリアにそれぞれ対応した復調後の標本量子化されたN個のシンボル列を入力し、前記N個のサブキャリア内のパイロット信号におけるひずみを検出し、出力するN個のひずみ検出部と、時間軸上で異なる位置にパイロット信号が配置される(k-1)個のグループに含まれるサブキャリアのシンボル列を入力し、時間軸上で同じ位置にあるパイロット信号におけるひずみを内挿或いは外挿することにより、前記N個のサブキャリア内の時間軸上で対応するシンボルにおけるひずみを推定し、出力するN個のひずみ推定部と、前記N個のひずみ検出部の出力及び前記N個のひずみ推定部の出力を入力し、前記N個のサブキャリア内のパイロット信号間のシンボルにおけるひずみを推定し、N個のひずみ補償用信号列を出力するN個の補間部と、前記N個のシンボル列及び、前記N個のひずみ補償用信号列を入力し、ひずみ補償後のシンボル列を出力するN個の補償部とを備えることを特徴とするフェーディングひずみ補償方式。

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