特許
J-GLOBAL ID:200903026264012419
内燃機関の点火プラグの燃料かぶり判定装置及び燃料噴射制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-167740
公開番号(公開出願番号):特開平11-013618
出願日: 1997年06月24日
公開日(公表日): 1999年01月19日
要約:
【要約】【課題】 点火プラグの燃料かぶりを判定するための装置を提供するとともに、そのかぶり判定結果に応じて始動時の燃料噴射量を制御することにより、内燃機関の始動性の向上を図る。【解決手段】 点火プラグの火花放電では、正常な場合、火花が混合気を貫通して、アークが流れ、短絡に近い状態になるため、放電電流(二次電流)が流れている間、二次電圧はほぼ一定の低い値となる。一方、点火プラグが燃料かぶり状態にある場合には、火花が燃料を貫通して飛んでも、液状燃料に冷やされて、維持されることなく消えてしまい、再度、火花が燃料を貫通して飛ぶという現象が繰り返される。したがって、二次電圧波形は、多数回の放電を繰り返すという状態を表すものとなり、これにより、二次電流が流れる時間すなわち放電時間は、正常時に比較して短くなる。このような放電特性の差からかぶりを判定する。
請求項(抜粋):
点火コイルと、前記点火コイルの一次側に接続され、一次電流の通電及び遮断を切り換えるスイッチング手段と、前記点火コイルの二次側に接続され、前記スイッチング手段による一次電流の遮断に伴い発生する二次側高電圧に応じて火花放電を起こすことによりシリンダ内の混合気に点火する点火プラグと、を具備する内燃機関において、前記点火プラグによる火花放電の特性を直接的又は間接的に検出する検出手段と、前記検出手段によって検出される火花放電の特性に基づいて前記点火プラグが燃料をかぶった状態にあるか否かを判定する判定手段と、を具備する、点火プラグの燃料かぶり判定装置。
IPC (4件):
F02P 17/12
, F02D 41/06 330
, F02D 41/06
, F02P 17/00
FI (4件):
F02P 17/00 R
, F02D 41/06 330 J
, F02D 41/06 330 Z
, F02P 17/00 W
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