特許
J-GLOBAL ID:200903026264476318

光の集束および拡散機能付き懐中電灯

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鎌田 文二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-256008
公開番号(公開出願番号):特開平7-057501
出願日: 1993年10月13日
公開日(公表日): 1995年03月03日
要約:
【要約】【目的】 懐中電灯の胴体に設けられた回転筒体を回転させる操作により、光源の点滅と、光の集束および拡散を行えるようにする。【構成】 移動筒体15に突設されたガイドピン26は、連結筒体11の溝孔11aを貫通して、回転筒体14の螺旋溝14aに入り込んでいる。回転筒体14を回転させると、移動筒体15のガイドピン26が回転筒体14の螺旋溝14aによって搬送され、これに伴い移動筒体15とランプ24が移動する。移動筒体15を左方向に移動させると、電池用導電端子22が電池8のプラス電極から離れ、ランプ24が消灯する。移動筒体15を右方向に移動すると、電池用導電端子22が電池8のプラス電極に接触し、ランプ24が点灯する。ランプ24が凹面鏡27の焦点に位置すると、光照射部12の照射光が集束する。ランプ24が焦点の位置から外れると、光照射部12の照射光が拡散するか、あるいは一旦集束してから拡散する。
請求項(抜粋):
電池を収納した電源筐体と、中央に孔が形成された凹面鏡を有する光照射部と、これらの電源筐体と光照射部を連結し、長手方向に沿って溝孔が形成された連結筒体と、この連結筒体の外側に回転自在に嵌め込まれて、電源筐体と光照射部間に介在し、内周壁に螺旋溝が形成された回転筒体と、連結筒体の内側に移動自在に挿入され、この連結筒体の溝孔を介して回転筒体の螺旋溝に入るピンが突設された移動体と、この移動体の一端に固定され、光照射部の凹面鏡の孔を通る光源と、この移動体の他端に弾性的に支持されて、電源筐体側に付勢されており、光源の端子に接続された導電端子とを備え、回転筒体を回転させると、この回転筒体の螺旋溝に入る移動体のピンが連結筒体の溝孔に沿って搬送され、これに伴い移動体が長手方向に移動し、この移動体が電源筐体側に移動されているときには、光源が凹面鏡の焦点の近傍を移動するとともに、導電端子が電源筐体の電池の端子に接触して、この光源に電圧を印加する導電経路が形成され、この移動体が光照射部側に移動されていくと、導電端子が電池の端子から離れて、光源に電圧を印加する導電経路が遮断される光の集束および拡散機能付き懐中電灯。

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