特許
J-GLOBAL ID:200903026264570608

穴明け工具および穴明け加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外9名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-137208
公開番号(公開出願番号):特開平11-320229
出願日: 1998年05月19日
公開日(公表日): 1999年11月24日
要約:
【要約】【課題】 先端に切刃5を有する工具本体1の先端部外周に、開口部切削刃13を備えた切刃チップ11を工具外周側に出没自在に設けた穴明け工具により、被削材Wをサポート材Sによって支持した場合でも、被削材Wの加工穴Hwの貫通側の開口部周縁E2の切削を可能とする。【解決手段】 切刃チップ11の開口部切削刃13の工具外周側に拡径用切削刃12を形成し、工具本体1を前進させて切刃5により加工穴Hw,Hsを形成するとともに、切刃チップ11が被削材Wの加工穴Hwから抜け出たところで拡径用切削刃12を切刃5の外径よりも工具外周側に突出させてサポート材Sの加工穴Hsを拡径せしめた後、工具本体1を後退させて、開口部切削刃13により被削材Wの加工穴Hwの貫通側の開口部周縁E2を切削する
請求項(抜粋):
先端に切刃を有する工具本体と、この工具本体の先端部外周に出没自在に設けられた切刃チップとを備え、上記切刃によって被削材に明けられた加工穴の開口部の周縁を上記切刃チップに形成された開口部切削刃によって切削する穴明け工具であって、上記切刃チップには、上記開口部切削刃の工具外周側に拡径用切削刃が形成されており、該切刃チップが上記被削材の加工穴内にあるときには上記拡径用切削刃が上記切刃の外径よりも工具外周側に突出することがなく、かつ該切刃チップが上記加工穴から抜け出た状態では上記拡径用切削刃が上記切刃の外径よりも工具外周側に突出して上記被削材を支持するサポート材を切削するように、上記切刃チップが工具外周側に弾性的に付勢されていることを特徴とする穴明け工具。

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