特許
J-GLOBAL ID:200903026264978755

遊星ローラ式動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-273820
公開番号(公開出願番号):特開平9-112642
出願日: 1995年10月23日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 簡単な構成で潤滑剤の保持を行なって潤滑性能を充分に維持すると共に、太陽ローラの撓みを防止する。【解決手段】 外輪32の内ローラ34の内周面に周方向の溝50を形成し、入力軸35と僅かな隙間を有する止め板47を外輪32の側面に固定し、外輪32の内ローラ34の内周に僅かな隙間で嵌合する盤部材59を遊星ローラ38が支持されるキャリア41に設け、太陽ローラ36の端部の外周をニードルベアリング44を介して支持する支持部45をキャリア41に設け、キャリア41に太陽ローラ36の端部との間でグリースの溜室40を形成し、外輪32と遊星ローラ38の間の溝50、遊星ローラ38と太陽ローラ36の間及び溜室40にグリースを入れ、止め板47と入力軸35との間の僅かな隙間及び盤部材59と外輪32の内ローラ34の内周との間の僅かな隙間にグリースを封入すると共に、太陽ローラ36の端部を支持部45で支持した。
請求項(抜粋):
入力軸に直結される太陽ローラを外輪の内ローラの内側に同心状態に配置し、前記太陽ローラと前記内ローラとの間に複数の遊星ローラを等分角で転動自在に配置し、前記遊星ローラをキャリアに固定された軸に回転自在に支持し、前記キャリアに出力軸を一体に設けた遊星ローラ式動力伝達装置において、前記遊星ローラが転動する前記内ローラの内周面に周方向の溝を形成し、前記入力軸と僅かな隙間を有する止め板を前記外輪の側面に固定し、前記外輪の内ローラの内周に僅かな隙間で嵌合する盤部材を前記キャリアに設けると共に、前記太陽ローラの端部の外周を軸受を介して支持する支持部を前記キャリアに設け、更に、前記キャリアに前記太陽ローラの端部との間で潤滑剤の溜室を形成したことを特徴とする遊星ローラ式動力伝達装置。

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