特許
J-GLOBAL ID:200903026265317949

簡易画像化装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-185809
公開番号(公開出願番号):特開2004-347583
出願日: 2003年05月25日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】対象物体内部に含有する複数の核種の分布画像を同時に再構成する安価で高速な2次元並びに3次元MRI装置を提供する。【解決手段】傾斜磁場を有しない均等静磁場に置いた対象物体Sに対して、RF帯域波を重畳したX線のような透過性ビームを複数方向から投影して、励起された核磁気共鳴信号を磁気センサで計測し、複数の核種に各々対応する共鳴周波数毎に選別して作成するMR投影信号取得手段1と、可変標本化と特異値分解を用いて画素の部分空間を透過する各ビームに対して再構成係数値を予め算出しておき、MR投影信号値と再構成係数値との積和計算をしてその画素の画素値を計算して、複数の核種の分布画像を同時に再構成する画像再構成手段2と、含有する核種の成分情報を用いる画素物質推定手段3と、2次元または3次元画像を表示する画像表示手段4とを備えた。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
静磁場に在る観測対象物体に、ラジオ周波数帯域波を重畳したX線のような透過性のビームを複数方向から投影して、励起された核磁気共鳴信号を計測して、物体内部の複数の核種の分布画像を再構成して表示するMRI装置において、 傾斜磁場ではないほぼ均等な静磁場に在る対象物体Sに対して、複数の核種の核磁気共鳴周波数から成るラジオ周波数帯域波を重畳したX線のような電磁波や粒子線、超音波、レーザ光線等の透過性ビームを複数方向から投影して、励起された核磁気共鳴信号を磁気センサにより計測して、複数の核種に各々対応する核磁気共鳴周波数毎に選別を行って核種毎の核磁気共鳴投影信号を作成し格納しておくMR投影信号取得手段1と、 対象物体空間の各画素についてその画素位置を中心とする部分空間を透過する各ビームに対して再構成係数値を予め算出し格納しておき、計測した各ビームのMR投影信号値と各再構成係数値との積和計算を行うことによってその画素での画素値を計算して、複数の核種の分布画像を再構成する画像再構成手段2と、 画像領域の各画素において含有する複数の核種(原子)の成分情報から画素の物質を推定する画素物質推定手段3と、 得られた2次元または3次元画像を表示する画像表示手段4のうちで、 前記MR投影信号取得手段1を備えたことを特徴とする複数の原子分布画像を再構成する2次元並びに3次元MRI装置、更に、前記画像再構成手段2を備えたことを特徴とする複数の原子分布画像を再構成する2次元並びに3次元MRI装置、更に、前記MR投影信号取得手段1と前記画像再構成手段2と前記画素物質推定手段3を備えたことを特徴とする物質分布画像を再構成する2次元並びに3次元MRI装置。
IPC (3件):
G01N24/00 ,  A61B5/055 ,  G01R33/28
FI (3件):
G01N24/00 D ,  G01N24/02 Y ,  A61B5/05 382
Fターム (7件):
4C096AA15 ,  4C096AA20 ,  4C096AB50 ,  4C096CA05 ,  4C096CC12 ,  4C096DB13 ,  4C096DB20

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