特許
J-GLOBAL ID:200903026265994088
車両用ブレーキ装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-119864
公開番号(公開出願番号):特開平10-310046
出願日: 1997年05月09日
公開日(公表日): 1998年11月24日
要約:
【要約】【課題】 補助液圧源を含む車両用ブレーキ装置のコストダウンを図る。【解決手段】 マスタシリンダ10の補助圧室26には補助液圧源50が接続されている。補助液圧源50においては、パワーステアリングポンプ52によって加圧された作動液がアキュムレータ54に蓄えられ、アキュムレータ54の作動液が増圧シリンダ62を経て補助圧室26に供給される。増圧シリンダ62の大径液圧室82の液圧は、増圧制御弁58,減圧制御弁60を制御することにより制御される。ブレーキ操作部材10の操作状態量が同じであれば、液圧室82の液圧が大きい場合は小さい場合より、補助圧が大きくなりブレーキ液圧が大きくなる。ここで、ポンプ52はパワーステアリングポンプであるため、専用のポンプとする場合より車両用ブレーキ装置のコストダウンを図ることができる。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材と、ハウジング内に加圧ピストンが前後に移動可能に配設され、その加圧ピストンの前後にそれぞれ加圧室と補助圧室とが形成され、前記ブレーキ操作部材の操作力に基づく加圧ピストンの前進によって加圧室にブレーキ液圧が発生させられるマスタシリンダと、前記加圧室に接続され、車輪の回転を抑制するブレーキを作動させるホイールシリンダと、前記補助圧室に接続された電気制御可能な補助液圧源と、その補助液圧源を電気制御することにより、前記補助圧室の補助圧を制御し、前記加圧室のブレーキ液圧を、前記ブレーキ操作部材の操作状態量に基づく大きさに制御する補助液圧源制御装置とを含む車両用ブレーキ装置であって、前記補助液圧源が、パワーステアリング装置のパワーステアリング用ポンプと、そのパワーステアリング用ポンプから吐出された作動液の前記補助圧室への流入を許容する増圧状態と、補助圧室からの流出を許容する減圧状態との少なくとも2つの状態に制御可能な電磁液圧制御弁装置とを含み、前記補助液圧源制御装置が、前記電磁液圧制御弁装置を制御することにより、前記補助圧の大きさを制御する制御弁装置制御手段を含むことを特徴とする車両用ブレーキ装置。
IPC (3件):
B60T 8/48
, B60T 8/34
, B62D 5/06
FI (3件):
B60T 8/48
, B60T 8/34
, B62D 5/06
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