特許
J-GLOBAL ID:200903026274352935
表面プラズモンを利用した顕微鏡システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小倉 亘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-309630
公開番号(公開出願番号):特開2002-116149
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月19日
要約:
【要約】【目的】 表面プラズモンを局在化させる円錐プリズム12を使用することによって、空間分解能及び電場増強効果を両立させ、コントラストが高く鮮明な画像が得られる光学顕微鏡を提供する。【構成】 こ顕微鏡システムは、三次元駆動する走査ステージに搭載された蛍光試料sを挟む位置関係で円錐プリズム12及び対物レンズ13が配置されている。円錐プリズム12は、表面プラズモンの励起角に対応する頂角をもち、円錐側面に金属薄膜が蒸着され、円錐頂点が前記蛍光試料を指向している。円錐底面に入射されるレーザ光Lin(励起光)によって生じる表面プラズモンが円錐頂点に移動し、円錐頂点で増強された電場によって蛍光試料sが励起される。励起によって蛍光試料sから発した蛍光信号Loutは、フィルタ15でレーザ光Linを除去した後、光検出器17に入射される。
請求項(抜粋):
三次元駆動する走査ステージに搭載された蛍光試料を挟む位置関係で円錐プリズム及び対物レンズが配置され、前記円錐プリズムは、表面プラズモンの励起角に対応する頂角をもち、円錐側面に金属薄膜が蒸着され、円錐頂点が前記蛍光試料を指向しており、円錐底面に入射される励起光によって生じる表面プラズモンが円錐頂点に移動し、円錐頂点で増強された電場によって前記蛍光試料が励起されることを特徴とする表面プラズモンを利用した顕微鏡システム。
Fターム (15件):
2G043AA03
, 2G043CA07
, 2G043EA01
, 2G043FA01
, 2G043FA02
, 2G043GA02
, 2G043GB01
, 2G043GB05
, 2G043HA01
, 2G043JA03
, 2G043KA02
, 2G043KA05
, 2G043KA09
, 2G043LA01
, 2G043NA13
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