特許
J-GLOBAL ID:200903026277836224

電子ファインダ付き低電力消費型写真用カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-026102
公開番号(公開出願番号):特開平11-289480
出願日: 1999年02月03日
公開日(公表日): 1999年10月19日
要約:
【要約】【課題】 デジタル式カメラのファインダ表示動作中の消費電力を少なくする。【解決手段】 ファインダ4での表示を通常の撮影した画像の処理から分離し、受光マトリックス2の出力をデジタルに変換する前にファインダへ接続回路37を介して直接接続する。その際、受光マトリックスの画素数よりファインダの画素数を例えば1/4に減少させ、受光マトリックス画素の4×4のブロックをファインダの1画素に対応させる。すなわち、受光マトリックスの4ラインのデータをファインダの1ラインのデータとして送る。4ラインの平均値でも良く、4ライン中の1ラインのデータでもよい。
請求項(抜粋):
レンズ・アセンブリ(1)と、それぞれが1つのピクセルを決め、第一マトリクス構造で配列されている光電セル(21)を含むセンサ(2)と、アナログ-デジタル・コンバータ(31)と、マイクロプロセッサ(33)と、メモリ(32)と、第二マトリクス構造で配列されているドットのマトリクスを有する電気光学ディスプレイ・セル(40)とを含む写真用カメラであって、センサ(2)の前記第一マトリクス構造が、前記第二マトリクス構造のライン数とカラム数の倍数である個数のラインとカラムを含み、前記光電セル(21)が、それぞれが前記倍数と等しい個数のラインとカラムを有するブロック(22)の配列であり、センサ(2)の光電セル(21)が、前記レンズ・アセンブリ(1)で焦点を合わせた光線(5)により活動化され、それぞれがピックアップした光の強度の関数である電気信号を生成し、前記コンバータ(31)が、前記光電セル(21)からのアナログ電気信号をデジタル信号に変換し、前記マイクロプロセッサ(33)が、前記コンバータ(31)からの信号を処理して、メモリ(32)に導入し、前記センサ(2)をディスプレイ・セル(40)に接続するための、前記各ブロック(22)の光電セル(21)の少なくとも1つからのアナログ信号を増幅し、それらの信号をアナログの形で前記ディスプレイ・セル(40)の各ドット(41)に加えることができるように構成された電子接続回路(37)をさらに含むことを特徴とする写真用カメラ。

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