特許

J-GLOBAL ID：200903026278316690

可溶性セルロース誘導体、製造方法、グラフト化セルロース及び生体適合性材料

発明者： 福井 洋樹 ,  松山 一夫 ,  石原 一彦 ,  中林 宣男
出願人/特許権者： 日本油脂株式会社 ,  中林 宣男 ,  石原 一彦 ,  科学技術振興事業団
代理人 (1件)： 酒井 一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-014988
公開番号（公開出願番号）：特開平10-212301
出願日： 1997年01月29日
公開日（公表日）： 1998年08月11日
要約：

【要約】【課題】均質で安全性が高く機能発現に十分な重合性単量体が導入された高品質のグラフト化セルロース、その材料並びに製造方法、及びセルロースを素材とした医療材料に優れ血液適合性を長期間付与する生体適合性材料を提供する。【解決手段】式(1)【化1】(R1;H、メチル、エチル、ヒドロキシエチル、ヒドロキシプロピル、カルボキシメチル、アセチル又はニトロ基、R2;C1〜15の2価炭化水素基、R3;C4〜15の1価炭化水素基、m;モル分率で0.001〜1の実数)の可溶性セルロース誘導体、ハロゲン含有パーオキシエステル化合物に塩基性化合物存在下で可溶性セルロースを反応させる製造方法、前記誘導体にラジカル重合性単量体をグラフト重合してなるグラフト化セルロース、及びそれを含む生体適合性材料。

請求項（抜粋）：

一般式(1)【化1】(式中、R1は、水素原子、メチル基、エチル基、ヒドロキシエチル基、ヒドロキシプロピル基、カルボキシメチル基、アセチル基又はニトロ基のいずれか、R2は炭素数1〜15の2価の炭化水素基、R3は炭素数4〜15の1価の炭化水素基を示す。mはモル分率を示し、0.001〜1の実数である。)で表される可溶性セルロース誘導体。

IPC (4件)：

C08B 15/02 ,  A61L 27/00 ,  C08B 3/22 ,  C08F251/02

FI (4件)：

C08B 15/02 ,  A61L 27/00 V ,  C08B 3/22 ,  C08F251/02

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 抗血栓性再生セルロース系膜及びその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-058762   出願人：中林宣男, 石原一彦, 旭化成工業株式会社
• 抗血栓性再生セルロース系膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-046519   出願人：中林宣男, 石原一彦, 旭化成工業株式会社