流体軸受装置

発明者： , , , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：滝本智之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平10-004537
公開番号（公開出願番号）：特開平11-201147
出願日： 1998年01月13日
公開日（公表日）： 1999年07月27日
要約：

【要約】【課題】潤滑剤の流出が完全に阻止できる信頼性が高い流体軸受装置を得る。【解決手段】一端を下ケース1に固定され、他端側近傍に第1のフランジ部材4Aと第2のフランジ部4Bと上軸部を有する固定軸に対し回転自在なスリーブと、第1および第2のフランジ部材4A,4Bの中間に略環状のスラスト板7を有し、第2のフランジ部材4Bの下ケース1とは反対側に略環状のカバー部材8を有し、固定軸2とスリーブ10の対向面の少なくともいずれか一方にはラジアル動圧溝3A,3Bと、前記第2のフランジ部材4Bとスラスト板7の対向面の少なくともいずれか一方には外側スラスト動圧溝5を有し、固定軸2上で、前記ラジアル動圧溝3A,3Bの前記2枚のフランジ部材の反対側に略隣接してテーパ部を有し、ラジアル溝とスラスト動圧溝は潤滑剤で満たされた構成を有する事により、潤滑剤の流出を完全に防止し、信頼性が高い流体軸受装置を得る。

請求項（抜粋）：

一端を下ケースに固定され、他端側近傍に第1のフランジ部材と前記第1のフランジ部材の前記下ケースとは反対側に第2のフランジ部材と、前記第2のフランジ部材の前記下ケースとは反対側の面に上軸部を有する固定軸を有し、この固定軸の略中央部に回転自在に設けられ軸受穴を有するスリーブと、前記第1と第2のフランジ部材を前記スリーブの軸受穴に連設される段部に収納し、前記第1および第2のフランジ部材の中間位置において略環状のスラスト板を前記段部に固定し、前記第2のフランジ部材の前記下ケースとは反対側に略環状のカバー部材を有し、このカバー部材を前記段部に固定し、前記固定軸と前記スリーブ相互の対向面の少なくともいずれか一方にはラジアル動圧溝と、前記第2のフランジ部材と前記スラスト板相互の対向面の少なくともいずれか一方には外側スラスト動圧溝を有し、前記ラジアル動圧溝と外側スラスト動圧溝は潤滑剤で満たされた流体軸受装置。

引用特許：

審査官引用 (2件)

ディスク回転装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平7-165054 出願人：松下電器産業株式会社
動圧軸受装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平8-045526 出願人：株式会社三協精機製作所

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