特許
J-GLOBAL ID:200903026283361432

車両用空調装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-196421
公開番号(公開出願番号):特開平9-039550
出願日: 1995年08月01日
公開日(公表日): 1997年02月10日
要約:
【要約】【課題】 冷房専用蒸発器11および暖房専用凝縮器12を室内側に備えるヒートポンプシステムにおいて、ガス冷媒を圧縮機22にガスインジェクションすることにより、低外気温時における暖房能力の向上を図る。【解決手段】 圧縮機22にガスインジェクションポート22cを設け、サイクル高圧側冷媒を中間圧まで減圧する固定絞り26を設けるとともに、この固定絞り26で減圧された中間圧冷媒の気液を分離する気液分離器25を設ける。さらに、この気液分離器25で分離されたガス冷媒を前記ガスインジェクションポート22cに導入するガスインジェクション用通路22dを設ける。暖房時には、圧縮機22、凝縮器12、固定絞り26、気液分離器25、膨張弁27、および室外熱交換器24からなる閉回路で冷媒を循環するとともに、気液分離器25のガス冷媒を通路22dを通してガスインジェクションポート22cに導入する。
請求項(抜粋):
一端側に空気の吸入口(3、4、5)を有し、他端側に車室内への吹出口(8、9、10)を有する空調空気通路(2)と、この空調空気通路(2)に設置され、この空調空気通路(2)を通して空気を前記吸入口(3、4、5)側から前記吹出口(8、9、10)側へ送風する送風機(7)と、前記空調空気通路(2)に設置され、前記空気を冷却する蒸発器(11)と、前記空調空気通路(2)において前記蒸発器(11)の下流側に設置され、前記空気を加熱する凝縮器(12)と、前記空調空気通路(2)の外部に設置され、外気と冷媒との間で熱交換を行う室外熱交換器(24)と、冷凍サイクル低圧側の冷媒を吸入する吸入ポート(22b)、冷凍サイクル中間圧のガス冷媒を導入するガスインジェクションポート(22c)、および圧縮された冷媒を吐出する吐出ポート(22a)を有する圧縮機(22)と、サイクル高圧側冷媒を中間圧まで減圧する第1減圧手段(26)と、この第1減圧手段(26)で減圧された中間圧冷媒の気液を分離する気液分離器(25)と、この気液分離器(25)で分離されたガス冷媒を前記ガスインジェクションポート(22c)に導くガスインジェクション用通路(22d)と、前記気液分離器(25)で分離された液冷媒を減圧する第2減圧手段(27)とを備え、暖房時には、前記圧縮機(22)、前記凝縮器(12)、前記第1減圧手段(26)、前記気液分離器(25)、前記第2減圧手段(27)、および前記室外熱交換器(24))の順に冷媒が循環するとともに、前記気液分離器(25)で分離されたガス冷媒を前記ガスインジェクション用通路(22d)を通して前記ガスインジェクションポート(22c)に導入し、冷房時には、少なくとも前記圧縮機(22)、前記室外熱交換器(24)、前記第2減圧手段(27)、および前記蒸発器(11)の順に通る経路で冷媒が循環し、除湿時には、少なくとも前記圧縮機(22)、前記凝縮器(12)、前記第2減圧手段(27)、および前記蒸発器(11)の順に冷媒が循環することを特徴とする車両用空調装置。
IPC (3件):
B60H 1/22 611 ,  B60H 1/32 624 ,  F25B 13/00 311
FI (3件):
B60H 1/22 611 Z ,  B60H 1/32 624 H ,  F25B 13/00 311
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-257226   出願人:サンデン株式会社, 本田技研工業株式会社
審査官引用 (1件)
  • 車両用空気調和装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-257226   出願人:サンデン株式会社, 本田技研工業株式会社

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