特許

J-GLOBAL ID：200903026284197016

燃料電池の運転方法

発明者： 那須 勇樹 ,  入田 俊幸 ,  北口 久継 ,  西村 秀生
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 八田 幹雄
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-260349
公開番号（公開出願番号）：特開平8-124586
出願日： 1994年10月25日
公開日（公表日）： 1996年05月17日
要約：

【要約】【目的】 本発明の目的は、燃料電池の燃料ガスからのアノードおよび燃料ガス配管への炭素析出を抑制するための水分を添加する際に、電池電圧を利用して必要最低限の水分添加濃度を決定し、燃料電池の発電効率を向上させる燃料電池運転方法を提供するものである。【構成】 燃料ガス組成によって変化する電池電圧を炭素析出有無の指標に使用して水分添加濃度を決める運転方法を用いることで、高効率発電を行なうことが可能となる。

請求項（抜粋）：

燃料ガスに水分を添加して該燃料ガスからのアノードおよび燃料ガス配管へ炭素が析出するのを抑制する燃料電池の運転方法において、予め該燃料ガスに該水分を添加した際の該燃料電池のアノードとカソード間の電圧を測定して該電圧が最大となる最適水分添加濃度を求め、作動時に該最適水分添加濃度となるように該燃料ガスへの水分添加量を調節することを特徴とする燃料電池の運転方法。