特許
J-GLOBAL ID:200903026285780645
ガス圧膨張式シートベルト
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-028771
公開番号(公開出願番号):特開平10-226295
出願日: 1997年02月13日
公開日(公表日): 1998年08月25日
要約:
【要約】【課題】 衝突モードの違いに対応して重点保護部位を変えることの可能なシートベルトを提供する。【解決手段】 ガス圧で膨張する袋体が設けられるシートベルにおいて、乗員の側頭部に対向する部分を含み、一方の肩から他方の腰にかけて斜めに掛け渡されるシートベルトの上部と下部とにガス圧の注入口をそれぞれ設け、側面衝突時には上部の注入口からガス圧を加圧し、正面衝突時には下部の注入口からガス圧を加圧するようにする。これによると、側面衝突時には側頭部に対応する部位から先に膨張し、正面衝突時には胸部に対応する部位から先に膨張することとなり、即ち、衝突モードの違いに応じて重点保護部位を変えることができる。特に袋体の上部と下部との間を分断するものとすれば、衝突モードの違いに応じて無用な部位が膨張しないようにすることができるので、ガス圧の供給量を最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
ガス圧で膨張する袋体が設けられたガス圧膨張式シートベルトであって、当該シートベルトが、乗員の側頭部に対向する部分を含み、一方の肩から他方の腰にかけて斜めに掛け渡される部分を備え、該部分の上部と下部とにガス圧の注入口がそれぞれ設けられ、側面衝突時には前記袋体に対して前記上部の注入口からガス圧が加圧され、正面衝突時には前記袋体に対して前記下部の注入口からガス圧が加圧されるようにしてなることを特徴とするガス圧膨張式シートベルト。
IPC (2件):
FI (2件):
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