特許
J-GLOBAL ID:200903026288588575

真空製氷機の起動方法およびこれに用いる真空製氷機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-094325
公開番号(公開出願番号):特開平6-307744
出願日: 1993年04月21日
公開日(公表日): 1994年11月01日
要約:
【要約】【目的】起動時において過冷却が起きるのを防止することができる真空製氷機の起動方法およびこれに用いる真空製氷機を提供する。【構成】弁13を開き、水25を給水口12から真空容器11内に供給する。水25は、超音波振動端子17の先端部が浸漬されるまで供給する。次に、弁13,15を閉鎖した後、圧縮機18を動作させて、真空容器11の内部を減圧し、水25の温度を低下させる。水25の温度が0°Cに近づいた時点で、超音波振動端子17を動作させて水25に超音波を印加して攪乱させる。これにより、水25の水面付近で結氷が開始する。さらに真空容器11の内部を減圧し、水の三重点圧力 (4.6 Torr) 以下の圧力 (4.2 Torr) に達した時点で、弁13,15を開き、給水口12から水を供給する一方で、ポンプ14により生成した氷水スラリを排水口16から排出し、定常運転を開始する。
請求項(抜粋):
定常運転時には水の三重点圧力以下の圧力条件に維持され、供給された水の一部を蒸発させ、かつ、この水の蒸発による潜熱で残りの水の一部を凍結させる真空容器および前記真空容器の後流側に設けられた前記真空容器で蒸発した水蒸気を圧縮する圧縮機を具備する真空製氷機を起動させる際に、前記真空容器の底部に貯留されている水に超音波を印加しつつ前記圧縮機を作動させ、この水の一部を蒸発させて前記真空容器の内部を上記圧力条件まで減圧することを特徴とする真空製氷機の起動方法。

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