特許
J-GLOBAL ID:200903026289937450

ベークハード性及び成形性に優れた軽量缶用缶胴材とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 尚
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-254511
公開番号(公開出願番号):特開平5-065583
出願日: 1991年09月06日
公開日(公表日): 1993年03月19日
要約:
【要約】【目的】 ベーキング後の耐力が285N/mm<SP>2</SP>、成形性(特に絞り、しごき性)向上のためには、圧延上りの耐力が290N/mm<SP>2</SP>レベルであり、耳率が2.5%以下(通常1.5%)を満たすベークハード性及び成形性に優れた軽量缶用缶胴材を提供する。【構成】 Si:0.15〜0.40%、Fe:0.45〜0.60%、Cu:0.10〜0.25%を含み、MnをFe(%)+1.07×Mn(%)<1.707%の関係を満たす量で含み、更にZn:0.10〜0.30%、Mg:0.8〜1.3%を含み、残部が実質的にAlからなることを特徴とする軽量缶用缶胴材である。この材料は、上記Al合金のホットコイルを、急速加熱炉で500〜550°Cに加熱し、冷間圧延率70〜90%で製品板厚まで連続的に(一気に)冷間圧延することにより得られる。冷間圧延は、タンデム圧延機にて1パスで行うか、シングル圧延機にて3〜4パスの連続パスで、かつパス間で端面からクーラントにより冷却しつつ行う。
請求項(抜粋):
重量%で(以下、同じ)、Si:0.15〜0.40%、Fe:0.45〜0.60%、Cu:0.10〜0.25%を含み、MnをFe(%)+1.07×Mn(%)<1.707%の関係を満たす量で含み、更にZn:0.10〜0.30%、Mg:0.8〜1.3%を含み、残部が実質的にAlからなることを特徴とするベークハード性及び成形性に優れた軽量缶用缶胴材。
IPC (2件):
C22C 21/00 ,  C22F 1/047

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