特許
J-GLOBAL ID:200903026300043288

セグメントの継手構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 林 孝吉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-107922
公開番号(公開出願番号):特開平9-291794
出願日: 1996年04月26日
公開日(公表日): 1997年11月11日
要約:
【要約】【課題】 トンネル覆工時に、セグメントに設けた箱抜きが相互に干渉しないようにして継手の強度的耐力を向上させる。【解決手段】 セグメント6及び6aの片方の端面に高剛性継手金具1を配設し、その背面に箱抜き7を設ける。そして、この高剛性継手金具1に対峙して当接される袋ネジ付高剛性継手金具1aを配設したセグメント6及び6aの背面には前記箱抜き7を設けず、且つ、前記袋ネジ付高剛性継手金具1aの背面板8aに之等継手金具1,1aに設けたボルト挿通孔4,4aと同一軸線上に袋ネジ12を設け、そして、該箱抜き7を介してボルト10を該ボルト挿通孔4,4aに挿入し、その先端部を該袋ネジ12に螺着して双方のセグメントを結合させる。
請求項(抜粋):
トンネル覆工用セグメントであって、該セグメントの両端面のうち、片方の端面には該端面と高剛性継手金具の底板の外側面が一致するように該高剛性継手金具が配設されており、且つ、該高剛性継手金具の中央部にはボルト挿通孔が開穿されると共に、該セグメントには該ボルト挿通孔にボルトを挿通して緊締するための箱抜きが該高剛性継手金具の背面側に設けられており、更に、該セグメントの他方の端面には、該端面と袋ネジ付高剛性継手金具の底板の外側面が一致するように該袋ネジ付高剛性継手金具が配設されており、且つ、該袋ネジ付高剛性継手金具の袋ネジは接合せらるべき隣接のセグメントに配設された前記高剛性継手金具に設けた前記ボルト挿通孔に対峙して、該袋ネジ付高剛性継手金具の背面板に形成して成り、且つ、該袋ネジ付高剛性継手金具の背面側には前記箱抜きを設けないようにして構成されたことを特徴とするセグメントの継手構造。

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