特許
J-GLOBAL ID:200903026300218371

地中管路の部分補修方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西脇 民雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-233633
公開番号(公開出願番号):特開平10-082497
出願日: 1991年12月25日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】地下水等が漏れだしている場合もある管路の内壁の傷害部の補修においては、漏れだしてくる地下水を止水して傷害部を裏打ちすることができる地中管路の部分補修方法を提供すること。【解決手段】パッカ2の周囲に未硬化の合成樹脂12を含浸させた繊維シート11をその端部同士が直接重なり合うように巻き付け、このパッカ2を配水管1内の所要の傷害1aの部位で膨張させて、重なり合った端部同士の摩擦力に抗して繊維シート11を拡開させつつ未硬化の合成樹脂が含浸された面を配水管1の内壁に直接押圧させることにより、含浸された合成樹脂12を配水管1の内壁側に押し出させて配水管1の内壁に形成された傷害1aに合成樹脂12を充填して、この合成樹脂12をそのまま繊維シート11に含浸された合成樹脂12とともに硬化させることにより、傷害1aの部位を補修する地中管路の部分保守方法。
請求項(抜粋):
周方向に膨張収縮可能としたパッカを管路の内側に挿入して行なう地中管路の部分補修方法において、前記パッカの周囲に未硬化の合成樹脂を含浸させた繊維シートをその端部同士が直接重なり合うように巻き付け、このパッカを管路内に挿入して所要の傷害の部位に位置決めした後、前記パッカを膨張させ、このパッカの膨張により前記繊維シートの重なり合った端部同士の摩擦力に抗して前記繊維シートを拡開させつつその繊維シートを前記管路の内壁に押圧させることにより、その含浸された合成樹脂を管路の内壁側に押し出させて管路の内壁に形成された傷害に前記合成樹脂を充填し、その充填された合成樹脂をそのまま前記繊維シートに含浸された合成樹脂とともに硬化させることにより、前記傷害の部位を補修することを特徴とする地中管路の部分補修方法。
IPC (3件):
F16L 55/12 ,  E03F 7/00 ,  F16L 1/024
FI (3件):
F16L 55/12 A ,  E03F 7/00 ,  F16L 1/02 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-150334
  • 特開平1-221477
  • 特公平1-055714

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