特許
J-GLOBAL ID:200903026310028929

データ記憶システムにおけるデータの再配置方法、そのシステムに記憶されたデータのアクセス方法及びデータ記憶システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 合田 潔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-131927
公開番号(公開出願番号):特開平9-319528
出願日: 1996年05月27日
公開日(公表日): 1997年12月12日
要約:
【要約】【課題】いわゆるレイド・システムのようなディスク・アレイ・システムにおいて、ディスクを追加した場合、記憶データのバックアップをとることなく、データを再配置することである。【解決手段】データ記憶ユニットに対応した列と、データ記憶ユニットのアドレス範囲に対応した行とで記憶領域が表現されるようなレイド・システム中に、新たなデータ記憶ユニットを追加した場合に、追加されたユニットを含めたユニット台数に応じて新たなストライピング・ルールを決定し、このルールによって、データを記憶領域に再配置する。ストライピング・ルールにより、一の行について再配置が行われる際に、他の行からこの一の行へ移動するデータに関しては、このデータと同じデータをダミー・ブロックとしてもとの位置に記憶しておく。
請求項(抜粋):
複数のデータ記憶ユニットで構成され、それぞれの前記データ記憶ユニットには、データ・ブロックまたはデータ・ブロックのパリティであるパリティ・ブロックが、前記データ記憶ユニットの台数に応じたストライピング・ルールに従って、記憶されているデータ記憶システムであって、前記システム中のデータの配置が、行と列からなる2次元アレイで表現でき、各列がそれぞれの前記データ記憶ユニットに対応すると共に、各行が前記データ記憶ユニットのアドレス範囲に対応しており、行と列によって記憶領域が特定される前記システム中に、新たなデータ記憶ユニットが追加された場合におけるデータの再配置方法において、(a) 新たに追加されたデータ記憶ユニットを含めた前記データ記憶ユニットの台数に応じて新たなストライピング・ルールを決定するステップと、(b) 前記ストライピング・ルールによって、前記2次元アレイの一の行について、複数のデータ・ブロックのそれぞれを前記一の行に属する各記憶領域に再配置するステップと、(c) 前記一の行に属する各記憶領域に再配置された複数のデータ・ブロックからパリティ・ブロックを新たに生成するステップと、(d) 生成されたパリティ・ブロックを、前記ストライピング・ルールによって、前記一の行に属する記憶領域に配置するステップとを有し、前記ステップ(b)で、前記ストライピング・ルールにより、一の行について再配置が行われる際に、他の行から前記一の行へ移動するデータ・ブロックに関しては、当該データ・ブロックと同じデータをダミー・ブロックとして記憶しておくことを特徴とするデータの再配置方法。
IPC (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 304
FI (2件):
G06F 3/06 540 ,  G06F 3/06 304 F
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る