特許
J-GLOBAL ID:200903026317073687
電気粘性流体を用いたショックアブソーバの電極構造及びその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246550
公開番号(公開出願番号):特開平8-109942
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】電極間を高精度に絶縁保持しながら電極への印加電圧を低く抑え、要求される減衰力の発生を実現できる電気粘性流体を用いたショックアブソーバの電極構造及びその製造方法を提供することを目的とする。【構成】金属板3aを積層し電気粘性流体の通路を形成しつつ所定厚さの絶縁フィルム1を挟持するようにしたので、電極間隔δを高精度に絶縁保持しながら電極への印加電圧を低く抑え、要求される減衰力の発生を実現できる。また、電極端子21を有した金属板3aの両端部に所定厚さの絶縁フィルム1を配設して金属板3a間に電気粘性流体の通路を形成し、該電極端子21を金属板3aの積層方向に対して極性毎に異なる位置に交互に配するように該金属板3aを積層したために、印加電圧を低く抑え、要求される減衰力を発生可能な電極構造を製造することができる。
請求項(抜粋):
電気粘性流体の通路に電界を印加し、該電界の電圧を制御して該電気粘性流体の粘性を変化させることにより、振動減衰力を制御するように構成されたショックアブソーバにおいて、複数枚の金属板と、該金属板の表面の一部に接触する所定厚さを有した絶縁体とを交互に挟んで積層し、前記隣接する金属板間の絶縁体を除く間隙部分に電気粘性流体の通路を形成するとともに、各金属板に一極ずつの電極端子を金属板の積層方向に対して極性毎に離間した二位置に交互に配設し、且つ同極性の電極端子どうしを電気的に接続して形成したことを特徴とする電気粘性流体を用いたショックアブソーバの電極構造。
IPC (3件):
F16F 9/53
, H01M 10/04
, H01M 10/16
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