特許
J-GLOBAL ID:200903026318860895

蒸散ガス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大岩 増雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-177825
公開番号(公開出願番号):特開平9-032661
出願日: 1995年07月13日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 応答性と耐久性に優れ、また、パージエアの燃焼に必要な空気量を正確に算定することにより、キャニスタの能力を最大限に活用でき、大気中にHCを放出することが少ない蒸散ガス制御装置を得る。【解決手段】 パージライン8にパージエア中の音速を測定する超音波送受信子15と温度を計測するセンサ16とを設け、さらに、吸気管5の圧力を測定する手段とパージコントロールバルブ9のバルブ開度を測定する手段とを設け、音速と温度により単位体積当りのパージエアを燃焼させる空気量を算出し、吸気圧とパージコントロールバルブ9の開度によりパージエアの流量を算出すると共に、これらの算出結果からパージエアを完全燃焼させるのに必要な空気量を算出し、必要空気量に応じて混合気の空燃比を補正し、空燃比の補正の限界を越えた時にはパージコントロールバルブ9の開度を制御するようにしたものである。
請求項(抜粋):
燃料タンクと、この燃料タンクから発生する蒸散ガスを一時的に吸着する吸着剤を有するキャニスタと、このキャニスタの吸着剤に吸着された蒸散ガスを内燃機関の吸気管にパージエアとして導入するパージラインと、このパージラインに設けられ蒸散ガスの吸気管への導入を制御するパージコントロールバルブを備えた内燃機関の蒸散ガス処理系において、前記パージラインに、パージエア中の音速を測定する手段と、パージエアの温度を測定する手段とを設けると共に、パージエアの流量を計測または算定する手段を設け、これらの手段により計測された音速と、温度と、流量に基づき、パージエアを完全燃焼させるための必要空気量を算定し、この算定結果により内燃機関に供給する混合気の空燃比を補正する制御部を備えたことを特徴とする蒸散ガス制御装置。
IPC (2件):
F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08
FI (2件):
F02M 25/08 301 S ,  F02M 25/08 301 J

前のページに戻る