特許
J-GLOBAL ID:200903026322888583

後退を改良したディスクブレーキ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 正巳
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-518332
公開番号(公開出願番号):特表平9-507286
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】ディスクブレーキは、ディスク(2)を跨ぐキャリパ(1)、車両に固定されるキャリヤ(3)、キャリパに固着されピストン(5)により閉鎖されるシリンダ(4)、少なくとも1つのガイドピン(6,7)、ガイドピンが摺動する盲孔(8,9)、及び2つの摩擦パッド(10,11)を包含する。ガイドピンと孔は、シリンダに対して、ブレーキが駆動された時に空気が孔の底部で圧縮されて、こうして閉じ込められた空気がブレーキの温度の上昇のもとで膨張しキャリパのその休止位置への十分な戻りを確保できるように設定される。
請求項(抜粋):
一方がブレーキディスク(2)を跨ぐキャリパ(1)で、他方が車両に固定されるキャリヤ(3)である、互いに対して移動できる2つのブレーキ要素と、 キャリパに固着され且つピストン(5)により閉鎖された穴(4a)をディスクに対向して第1方向に向けて設けているシリンダ(4)から成る締付装置と、 ブレーキ要素(1,3)の一方に固定された少なくとも1つのガイドピン(6,7)と、他方のブレーキ要素(3,1)に形成されガイドピンが摺動する盲孔(8,9)とから成り、孔の口部とガイドピンを弾性変形可能な環状スリーブが囲繞し、締付装置が駆動された時にキャリヤに対するキャリパの摺動を許容する案内装置と、 ディスク(2)の対向する面(2a,2b)に向かい、ピストンとキャリパとの間で締付けられ、締付装置が駆動された時にディスクに当接される2つの摩擦パッド(10,11)と、を包含する自動車用ディスクブレーキにおいて、ガイドピンがキャリヤ(3)に支持され、孔がキャリパに穿設され、第1方向(D)とは反対の第2方向に向く口部(8a,9a)を有し、孔(8,9)内に存在してこの孔から逃げ得る空気が、前記スリーブ(12,13)内に少なくとも部分的に収容されることを特徴とするディスクブレーキ。
IPC (2件):
F16D 55/224 106 ,  F16D 55/224
FI (2件):
F16D 55/224 106 A ,  F16D 55/224 106 B

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