特許
J-GLOBAL ID:200903026324150190

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-099129
公開番号(公開出願番号):特開平8-289889
出願日: 1995年04月25日
公開日(公表日): 1996年11月05日
要約:
【要約】【目的】 焦点深度が深く、しかも焦点での超音波ビームの細い超音波振動子を提供し、広範囲に亘って鮮明な超音波画像を、より単純で安価な観測装置と超音波振動子を用いて得られるようにする。【構成】 アニュラアレイ型超音波振動子(トランスデューサ)4を、所定の点に焦点を結ぶ集束音場を発生する圧電素子1と、共焦点を有する同心円状の圧電素子2,3とで構成し、その音響放射面に音響レンズ20を接合する。圧電素子1の電極6を遅延線7、分離回路8を介して励振回路9に接続し、圧電素子2の電極10を遅延線11を介して励振回路9に接続し、圧電素子3の電極12を励振回路9に接続する。励振回路9を観測装置13に接続し、分離回路8をアンプ14を介して観測装置13に接続する。各圧電素子の合成音場が、上記所定の焦点とは異なる点に焦点を結ぶよう、圧電素子1,2を3に対し遅延駆動する。
請求項(抜粋):
所定の点に焦点を結ぶ集束音場を発生する軸対称な中心部振動子素子と、該中心部振動子素子と同軸かつ共焦点を有するように配設された円環状の周辺部振動子素子とを備えた分割型トランスデューサと、前記中心部振動子素子および周辺部振動子素子の合成音場が、前記分割型トランスデューサの所定の焦点とは異なる位置に焦点を結ぶように、前記中心部振動子素子および周辺部振動子素子を遅延駆動する送信手段とを具備して成ることを特徴とする超音波診断装置。

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