特許
J-GLOBAL ID:200903026339486101

時間分解分光法を用いた定量および定性生体内組織分析

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡部 正夫 (外10名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-522359
公開番号(公開出願番号):特表平8-508429
出願日: 1994年03月30日
公開日(公表日): 1996年09月10日
要約:
【要約】対象物(10)の生物学的組織の検査のための方法およびシステムは、光源(14)(16)と、光学検出器(22)と、ゲートされた積分器(26)(28)と、少なくとも2つの時間低間隔にわたって、検出された光子を積分するよう適用された積分タイミング制御装置とを含む。光源(14)(16)は、投入口において、可視または赤外線範囲内で選択された波長の電磁放射線の光子のパルスを組織へ導くように適応している。パルスは、およそナノ秒またはそれ以下の継続期間を有している。検出器は、検出口において、投入口から組織へ移動された変形パルスの光子を検出するよう適応している。検出器(22)は、投入口から組織へ移動された変形パルスの光子を検出する。積分器(26)(28)は、変形パルスの到着時間のあらかじめ選択された時間的間隔にわたって検出されたすべての光子を登録する。積分器(26)(28)からデータを受けるよう適応したプロセッサ(30)は、時間的間隔それぞれにわたって積分された光子の数に基づいて、検査される組織の生理学的特性を決定する。
請求項(抜粋):
対象物の生物学的組織の検査のためのシステムであり、検査される組織の散乱特性および吸収特性が、前記システムの光学投入口と光学検出口との間を移動する光子により決定されるシステムであって、 生物学的組織に光を導くために第1の位置に設置された光学投入口と、 生物学的組織の中を移動した光を検出するために前記投入口から離れて配置された第2の位置に設置された光学検出口と、 投入口において、可視または赤外線範囲内で選択された波長の電磁放射線の光子のパルスを組織へ導くための投入口に結合された光源と、前記パルスは、約1ナノ秒もしくはそれ以下の継続時間を有し、パルス原形を有するものであり、 前記光源により組織へ導かれる光子のパルスの強度を検出するための、検出口に結合された検出器と、前記パルスは前記投入口と検出口との間にある組織を移動する結果としてパルス原形から変形され、 前記検出されたパルスの継続時間にわたり、離隔した少なくとも2つの選択された時間的間隔にわたって検出されたパルスの光子を積分するための、前記検出器と結合しかつ積分タイミング制御装置と関連したゲートされた積分器と、 前記少なくとも2つの時間的間隔それぞれにわたって積分された光子の数に基づいて、検査される組織の生理学的特性を決定するための、前記積分器と結合されたプロセッサとを有することを特徴とするシステム。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平2-185234
  • 特開昭63-011135
  • 代謝情報測定装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-266692   出願人:オリンパス光学工業株式会社
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