特許
J-GLOBAL ID:200903026352344170

車両の後輪操舵装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-218396
公開番号(公開出願番号):特開平5-058320
出願日: 1991年08月29日
公開日(公表日): 1993年03月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 車両のABS制御が行なわれている際には、後輪側を確実にトーイン方向に保持するとともに、必要度に応じてトーイン傾向を大きく設定することにより、タイヤの偏摩耗を抑制しつつ、車両の走行安定性を高めることができる車両の後輪操舵装置を提供する。【構成】 左右の後輪2L,2Rを操舵する後輪操舵装置において、ブレーキ圧を調整するブレーキ制御システム115と、車輪の回転速度に基づいて路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段と、それに基づいて、ブレーキ圧が増圧と減圧フェーズと周期的に増減するようブレーキ制御システムを作動させるABS制御ユニット124とを備えてなるスリップ制御装置が搭載されており、車輪のブレーキ圧制御が行なわれている際には、後輪側を常にトーイン方向に制御する。更に、路面摩擦係数が所定値より低い場合後輪側をよりトーイン方向に制御する。
請求項(抜粋):
左右の後輪を対称的に操舵する車両の後輪操舵装置であって、上記車両には、車輪の回転速度を検出する車輪速検出手段と、車輪のブレーキ圧を調整する油圧調整手段と、上記車輪速検出手段によって検出された車輪速に基づいて路面摩擦係数を推定する路面摩擦係数推定手段とを備えるとともに、少なくとも該路面摩擦係数に基づいて、上記ブレーキ圧が、少なくとも増圧フェーズと減圧フェーズとを含むサイクルに従って周期的に増減するように上記油圧調整手段を作動させる制御手段を備えてなるスリップ制御装置が搭載されており、該スリップ制御装置による車輪のブレーキ圧制御が行なわれている際には、後輪側を常にトーイン方向に制御することを特徴とする車両の後輪操舵装置。
IPC (6件):
B62D 6/00 ,  B60T 8/32 ,  B62D101:00 ,  B62D105:00 ,  B62D109:00 ,  B62D113:00

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