特許
J-GLOBAL ID:200903026354335063

リクライニングチェア

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-122130
公開番号(公開出願番号):特開平11-018863
出願日: 1998年05月01日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 ほぼ水平な姿勢にまでリクライニングでき、シートもかなり傾斜させ得る、特に高齢の患者等に適した、リクライニング可能なチェアを提供する。【解決手段】 該リクライニングチェアは該背もたれ部材のリクライニングを許す手段を有する。該チェアの上支持部材には旋回可能ジョイントが設けられて、該上支持部材をその中間部近傍で折曲せしめることにより、該上支持部材上に位置せしめられたシート部材に対し、斯かる旋回可能ジョイントが配設されずに前記上支持部材およびそれに支持されたシート部材がその一端を単純に下げることにより傾斜させられた場合よりも大きな傾斜度合を許す。別の態様においては、該チェアの背がほぼ水平な姿勢にリクライニングされたときにチェアの使用者のふくらはぎをほぼ水平状態に支持するため、該チェアの前記背もたれ部材がリクライニングされると回転可能に張り出す下脚部支持部材が配備される。
請求項(抜粋):
相互に離間した関係で位置せしめられ、かつ、夫々が、上支持部材と、前部材と、下部材と、後部材とを備えたほぼ同一な一対の平行なフレーム部材と、前記フレーム部材同士の間に配設されると共に、該フレーム部材各々の前記上支持部材への旋回連結点を有することにより、ほぼ鉛直な姿勢から傾き姿勢へと回転によりリクライニングし得る背もたれ部材と、前記上支持部材同士の間に配置されると共に前記背もたれ部材の前方に位置せしめられたシート部材と、前記シート部材に着座する人の下向き荷重に対して前記上支持部材を抗せしめるよう構成された調節可能な支持手段とを備えて成る、傾斜可能なリクライニングチェアであって、前記前部材が、その下端において前記下部材に固定的に連結され、前記上支持部材が、その一端にて前記前部材の上端に枢動可能に連結され、前記後部材が、その上端にて前記上支持部材に連結され、かつ、その逆端にて前記下部材に枢動可能に連結され、前記上支持部材が、両端部の中間に旋回可能ジョイントを有することにより該上支持部材の屈曲を許容していることを特徴とする傾斜可能なリクライニングチェア。

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