特許
J-GLOBAL ID:200903026355548575

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 強
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-319851
公開番号(公開出願番号):特開平10-162945
出願日: 1996年11月29日
公開日(公表日): 1998年06月19日
要約:
【要約】【課題】 入力電流や回生電流などの検出データを製品ばらつきに対応して補正する際にその調整作業や補正処理を迅速かつ正確に行えるようにする。【解決手段】 インバータ回路1は、加熱コイル12,コンデンサ15およびIGBT13などから構成され、直流電源回路2を介して交流電源回路3から給電され、制御回路16により駆動制御される。入力電流検出回路23,入力電圧検出回路24および回生電流検出回路25により入力電流,入力電圧および回生電流が検出され、演算処理回路22によりIGBT13のオンオフ制御が行われる。演算処理回路22は、補正データ記憶部27にあらかじめ記憶された製品毎に対応した固有データと、標準的な検出データに対応した標準データとに基づいて各検出データを補正処理して正確な値を得る。固有データは、別途に電力計を接続した状態で所定条件の入力電力となるときの検出データとして記憶されるようになっている。
請求項(抜粋):
整流回路および平滑コンデンサからなる直流電源回路と、共振コイルとコンデンサからなる共振回路,スイッチング素子およびこれに逆並列に接続されるダイオードからなり、前記直流電源回路の直流出力を交流出力に変換するインバータ回路と、前記直流電源回路の入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、前記直流電源回路の入力電流を検出する入力電流検出手段と、前記インバータ回路の回生電流を検出する回生電流検出手段と、負荷に対して前記共振コイルにより高周波誘導加熱するように前記スイッチング素子を駆動制御する制御手段と、所定の負荷を載置した状態で所定条件の加熱出力で運転したときに前記入力電圧検出手段,前記入力電流検出手段および前記回生電流検出手段から出力される検出データを固有データとして記憶する第1の記憶手段と、この第1の記憶手段に記憶するときの加熱出力と同じ条件で得られる標準的な検出データを標準データとして記憶する第2の記憶手段とを具備し、前記制御手段は、前記第1の記憶手段に記憶される前記固有データに対する前記第2の記憶手段に記憶される前記標準データの比の値で前記入力電圧検出手段,前記入力電流検出手段および前記回生電流検出手段から出力される実際の検出データを補正しその補正した検出データに基づいて前記スイッチング素子を制御することを特徴とするインバータ装置。
IPC (3件):
H05B 6/06 361 ,  H05B 6/06 376 ,  H02M 7/48
FI (4件):
H05B 6/06 361 ,  H05B 6/06 376 ,  H02M 7/48 A ,  H02M 7/48 J

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