特許
J-GLOBAL ID:200903026355789181

ブローバイ・ガス還元システムにおける油分離方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 馨 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-211057
公開番号(公開出願番号):特開平6-229222
出願日: 1991年08月22日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 従来のPCV油分離システムに対する変更が最小限であり、その変更も低コストで実施可能であるPCV油分離システムを提供すること。【構成】 エンジンに隣接するブローバイ・ガス還元システム(PCV)内に配設された油分離装置であり、この油分離装置は所定の最小作動温度下に置かれている。この油分離装置は、ガス流と共に油、燃料、及び水の粒子が通過する通路を含むものである。この油分離装置は、燃料及び水の粒子がシステムを通過する際に油の粒子を衝突式採集板へ衝突させてガス流から分離させ、エンジンへ再び送り込むように構成され、配置されている。
請求項(抜粋):
エンジンクランクケースとインテークマニホールドとの間に差圧を発生させることにより前記インテークマニホールドと前記クランクケースとの間に蒸気の直接流路を生じさせるブローバイ・ガス還元(positive crankcase ventilation)システムにおいて、蒸気中の燃料及び水から油を分離させる方法が、少なくとも1つの面取りオリフィスを介して蒸気を通過させ、その蒸気を衝突式採集板へ向けさせ、前記オリフィスの通過後の蒸気を前記衝突式採集板へ衝突させ、本システムの通過後に蒸気から油の粒子が分離されて燃料及び水を含む蒸気が残るように、蒸気の温度と、前記オリフィスの大きさと、前記オリフィスと前記衝突式採集板との距離とを調節する、というステップを含むことを特徴とする、ブローバイ・ガス還元システムにおける油分離方法。
IPC (3件):
F01M 13/04 ,  B01D 45/04 ,  F01M 13/00

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