特許
J-GLOBAL ID:200903026356944024
還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドフォスフェート(NADPH)の測定方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
池内 寛幸 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-238340
公開番号(公開出願番号):特開平11-075894
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月23日
要約:
【要約】【課題】 高感度で迅速かつ簡便にNADHまたはNADPHを測定できる測定方法を提供する。【解決手段】 作用極および対極の2つの電極を用い、NADHまたはNADPHの濃度を電気化学的に測定する際に、作用極にNADHまたはNADPHの電解が起こらない電位範囲の一定電位を印加し、その後、作用極にNADHまたはNADPHの電解が起こる電位範囲のパルス電位を印加し、このパルス電位を印加してから10〜1000ミリ秒後に作用極と対極との間に通ずる電流を測定する。この方法によれば、図1のグラフに示すように、NADHまたはNADPHを検出限界濃度10μmol/L以下の高い感度で測定できる。
請求項(抜粋):
少なくとも作用極および対極の2つの電極を用いて還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)または還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチドフォスフェート(NADPH)の濃度を電気化学的に測定する方法であって、前記作用極に対しNADHまたはNADPHの電解が起こらない電位範囲で一定電位を印加し、その後、前記作用極に対しNADHまたはNADPHの電解が起こる電位範囲でパルス電位を印加し、このパルス電位を印加してから10〜1000ミリ秒後に前記作用極と前記対極との間に通ずる電流を測定するNADHまたはNADPHの測定方法。
前のページに戻る