特許
J-GLOBAL ID:200903026357400923

湿度計測装置及び湿度計測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 丹羽 宏之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-149294
公開番号(公開出願番号):特開平7-012768
出願日: 1993年06月21日
公開日(公表日): 1995年01月17日
要約:
【要約】【目的】 抵抗形の湿度センサを用いて湿度を計測する際、広範囲の湿度を高精度で計測でき、且つ簡単なハードウエア構成で、安価な回路にて計測できるようにする。【構成】 計測前に抵抗形の湿度センサ23の両端を他の回路から切り離し、基準電源21の直流電圧を一定時間毎に反転した矩形波電圧を印加する。この状態で、比較基準抵抗29,30を通してコンデンサ71,72を充電し、その端子電圧がしきい値電圧に達するまでの時間が設定値となるように、コンパレータ17で比較するD/A変換器55のしきい値を調整する。その状態で、計測時に比較基準抵抗29,30を湿度センサ23に切り換え、この湿度センサ23を通してコンデンサ71,72を充電する。そして、コンデンサ71,72の端子電圧が前記しきい値電圧に達するまでの時間をカウント手段19で測定し、このカウント手段19の測定値から演算手段18によって湿度を演算する。
請求項(抜粋):
湿度に応じて抵抗値が変化する抵抗形の湿度センサを有し、非計測時にこの湿度センサの両端を他の回路から切り離し、第1の基準直流電圧を一定時間毎に反転してその湿度センサの両端に印加するスイッチ手段と、その状態で比較用の基準抵抗を通して基準となる充電用のコンデンサを充電させるように回路を切り換えるスイッチ手段と、そのコンデンサに蓄積された電荷を放電させるスイッチ手段と、計測時に前記湿度センサの一端を第2の基準直流電圧を発生する基準電源に接続し、他端を前記充電用のコンデンサに接続するスイッチ手段と、前記コンデンサの端子電圧を比較基準電源で設定されたしきい値電圧と比較するコンパレータと、計測開始時点から前記コンデンサの端子電圧がしきい値電圧に達するまでの充電時間を前記コンパレータの出力信号の変化を検出することにより測定するカウント手段とを備え、且つ前記カウント手段の測定結果から前記湿度センサの周囲の湿度を演算する演算手段、及び前記各手段を逐次制御する制御手段を備えたことを特徴とする湿度計測装置。

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