特許
J-GLOBAL ID:200903026362872680

システム性能計算装置およびシステム性能計算方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-278878
公開番号(公開出願番号):特開平10-104333
出願日: 1996年09月30日
公開日(公表日): 1998年04月24日
要約:
【要約】【課題】システム性能の計算を少ない計算量で短時間のうちに行なうことを可能とする。【解決手段】測位精度記録装置3は、衛星軌道シミュレータ2のシミュレーションの結果に基づき、観測時点毎に所定数の可視衛星の組み合わせを全て検出するとともに、この検出した各組み合わせに含まれる所定数の可視衛星による測位精度を計算し、観測時点、可視衛星の組み合わせおよび測位精度を対応付けたデータ組を1観測地点分まとめたデータテーブルを作成して記憶保持する。人工衛星の故障を想定する場合にはデータテーブルに含まれるデータ組のうちで故障衛星を含んだデータ組を除いた残りのデータ組のうちから、各観測時点における最良の測位精度を検出することで任意の故障状況下での測位精度を故障時測位精度計算装置4が求め、これに基づいて有効性計算手段5がシステム性能を計算する。
請求項(抜粋):
多数の所定の人工衛星のそれぞれから送信された信号のうちの一部の受信状況に基づいて測位を行なうシステムに関するシステム性能を計算するシステム性能計算装置において、所定のシミュレーション期間内における前記多数の人工衛星のそれぞれの飛行状況をシミュレートし、所定の時間間隔で予め定めた所定の観測時点毎に、所定の観測地点において測位可能な電波性能を持って受信可能な信号を送信する人工衛星を可視衛星として全て検出するとともに、この検出した各可視衛星の前記観測地点を基準とした方向を計算するシミュレーション手段と、このシミュレーション手段によるシミュレーションの結果に基づき、前記観測時点毎に所定数の可視衛星の組み合わせを全て検出するとともに、この検出した各組み合わせに含まれる所定数の可視衛星による測位精度を計算し、前記観測時点、前記所定数の可視衛星の組み合わせおよび前記測位精度を対応付けたデータ組を1観測地点分まとめたデータテーブルを前記観測地点毎に作成して記憶保持するデータテーブル作成記憶手段と、前記人工衛星の故障を想定しない場合には前記データテーブルに含まれる全てのデータ組のうちから、また前記人工衛星の故障を想定する場合には前記データテーブルに含まれるデータ組のうちで故障衛星を含んだデータ組を除いた残りのデータ組のうちから、各観測時点における最良の測位精度を検出することで任意の故障状況下での測位精度を求める測位精度計算手段と、この測位精度計算手段により計算される測位精度に基づいて前記システムに関するシステム性能を計算するシステム性能計算手段とを具備したことを特徴とするシステム性能計算装置。

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