特許

J-GLOBAL ID：200903026365657054

水性エマルション用乳化分散剤

発明者： 谷中 一朗 ,  森本 康博
出願人/特許権者： ハリマ化成株式会社
代理人 (1件)： 豊永 博隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2000-194050
公開番号（公開出願番号）：特開2002-011337
出願日： 2000年06月28日
公開日（公表日）： 2002年01月15日
要約：

【要約】【課題】 内分泌撹乱物質の疑いのあるアルキルフェノール誘導体型の分散剤を使用せずに、乳化安定性に優れた水性エマルションを得るとともに、水性エマルションを粘着付与剤に用いた際の接着性能を有効に確保する。【解決手段】 ロジン類とアルキレンオキシドを付加し、硫酸化及び中和反応して得られるポリオキシアルキレンロジンエステルの硫酸エステル塩を有効成分とする水性エマルション用の乳化分散剤である。このロジンエステル型の乳化分散剤を用いた樹脂エマルションは分散力や機械安定性に優れる。また、ロジン系樹脂を粘着付与剤樹脂として上記乳化分散剤でエマルション化すると、水性接着剤の性能は従来のアルキルフェノール誘導体を用いた場合に比べても遜色がない。

請求項（抜粋）：

ロジン系樹脂にアルキレンオキシドを付加し、硫酸化及び中和反応して得られ、下記の一般式(イ)で表されるポリオキシアルキレンロジンエステルの硫酸エステル塩R-COO(AO)nSO3M ...(イ)(式(イ)中、RCOOはロジン残基である;AはC2〜C4のアルキレン基、或は置換アルキレン基である;nは1〜1000の整数である;Mはアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニア或はアミンである。)を有効成分とする水性エマルション用乳化分散剤。

IPC (4件)：

B01F 17/08 ,  B01F 17/52 ,  C08G 65/26 ,  C08L 93/04

FI (4件)：

B01F 17/08 ,  B01F 17/52 ,  C08G 65/26 ,  C08L 93/04

Fターム (33件)：

4D077AA03 ,  4D077AA05 ,  4D077AA08 ,  4D077AB05 ,  4D077AB06 ,  4D077AB20 ,  4D077AC01 ,  4D077AC03 ,  4D077AC05 ,  4D077BA03 ,  4D077BA13 ,  4D077BA15 ,  4D077CA15 ,  4D077CA20 ,  4D077DA02Z ,  4D077DB07Z ,  4D077DC08Z ,  4D077DC19Y ,  4D077DC32Y ,  4D077DC54Y ,  4D077DD03Y ,  4D077DD32Y ,  4D077DD33Y ,  4D077DE09Y ,  4D077DE29Y ,  4J002AF021 ,  4J002AF022 ,  4J002CH022 ,  4J002FD202 ,  4J002GJ01 ,  4J005AA02 ,  4J005AA09 ,  4J005AA11