特許

J-GLOBAL ID：200903026370421280

オレフィン重合用触媒およびそれを用いたポリオレフィンの製造方法

発明者： 杉本 隆一 ,  岩谷 勉 ,  竹内 克己
出願人/特許権者： 三井東圧化学株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-344844
公開番号（公開出願番号）：特開平6-192327
出願日： 1992年12月24日
公開日（公表日）： 1994年07月12日
要約：

【要約】【構成】遷移金属化合物とアルミノキサンとヘテロ原子を有する複素環式化合物とからなるオレフィン重合用触媒であり、そのオレフィン重合用触媒を用いてポリオレフィンを製造する方法に関する。【効果】触媒当たり高活性でポリオレフィンを生産性よく製造することができ、工業的に極めて価値がある。

請求項（抜粋）：

(1) 下記一般式の(化1)あるいは(化2)(式中、AおよびBは1価または2価の不飽和炭化水素残基、またはMと結合している窒素原子、酸素原子、珪素原子、燐原子または硫黄原子を含む互いに同じか異なる配位子であり、A’およびB’はRで架橋された同じかまたは異なる1価または2価の不飽和炭化水素残基、またはMと結合している窒素原子、酸素原子、燐原子または硫黄原子を含む配位子を、Rは2価の窒素原子、酸素原子、珪素原子、燐原子または硫黄原子を含む残基または側鎖を有してもよい直鎖状飽和炭化水素残基またはその直鎖の炭素原子の一部または全部が珪素原子、ゲルマニウム原子もしくは錫原子で置換されている残基を、Mは周期律表第4族または第5族から選ばれる金属原子を、そしてXはMと結合したハロゲン原子、炭素原子、窒素原子、酸素原子、珪素原子、硼素原子、燐原子または硫黄原子を含む配位子を示す。)で表される遷移金属化合物と、【化1】【化2】(2) トリアルキルアルミニウムを水で加水分解して得られる下記一般式(化3)あるいは(化4)(式中、Rは炭素数1〜4の炭化水素残基、nは1〜50の整数を示す。)で表されるアルミノキサンと、【化3】【化4】(3) ヘテロ原子のα、α’位に置換基を有する少なくとも1つのヘテロ原子を含む複素環式化合物からなるオレフィン重合用触媒。

IPC (2件)：

C08F 10/00 ,  C08F 4/622 MFG

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特開平4-049293
  
• α-オレフイン重合体の製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-256531   出願人：三井石油化学工業株式会社
• オレフィン重合用触媒およびそれを用いたポリオレフィンの製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平4-284501   出願人：三井東圧化学株式会社
• 特開平4-049293