特許
J-GLOBAL ID:200903026374621038

タペットローラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-305556
公開番号(公開出願番号):特開2003-106111
出願日: 2001年10月01日
公開日(公表日): 2003年04月09日
要約:
【要約】【課題】 カムの外周面と転がり接触するタペットローラ6の外周面に、エッジロードに基づく過大面圧が加わる事を防止し、この外周面に施した皮膜が早期に剥離する事を防止する。【解決手段】 上記タペットローラ6の外周面の母線形状を、幅方向中央部の曲率半径が大きく、両端部に向かう程曲率半径が小さくなる、擬似対数曲線とする。この為、上記カムの中心軸と上記タペットローラ6の中心軸との平行度が多少悪化しても、このタペットローラ6の外周面にエッジロードが加わる事がなくなる。この結果、上記課題を解決できる。
請求項(抜粋):
エンジンのクランクシャフトと同期して回転するカムシャフトに固定されたカムに対向して設けられ、このカムの動きを受ける部材に間隔を開けて形成した1対の支持壁部の間に掛け渡された軸の周囲に回転自在に支承されたタペットローラに於いて、このタペットローラの外周面には幅方向に関してクラウニングが施されており、E1 をこのタペットローラを構成する金属材の縦弾性係数とし、ν1 をこの金属材のポアソン比とし、E2 を上記カムを構成する金属材の縦弾性係数とし、ν2 をこのカムを構成する材料のポアソン比とし、r1 を上記タペットローラの外周面の長さ方向に関する断面形状の曲率半径とし、r2 を上記カムの外周面の周方向に関する断面形状の曲率半径の最小値とし、1/E ́=(1-ν1 2 )/E1 +(1-ν2 2 )/E2 とし、lnを自然対数関数とし、上記タペットローラの外周面のうちで上記カムの外周面と当接する部分の母線方向の有効接触長さの半分をLe とした場合に、上記タペットローラの外周面の幅方向に関するクラウニングの母線形状は、このタペットローラの外周面の幅方向中央を原点とする軸方向への位置xでのクラウニング落ち量δが、【数1】を満たすものであり、且つ、上記タペットローラの外周面には、固体潤滑皮膜処理と窒化処理とのうちの少なくとも一方の処理が施されている事を特徴とするタペットローラ。
IPC (2件):
F01L 1/14 ,  F01L 1/18
FI (2件):
F01L 1/14 E ,  F01L 1/18 N
Fターム (32件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA49 ,  3G016BB01 ,  3G016BB03 ,  3G016BB04 ,  3G016BB06 ,  3G016BB09 ,  3G016BB11 ,  3G016BB17 ,  3G016BB19 ,  3G016BB21 ,  3G016BB22 ,  3G016BB31 ,  3G016CA06 ,  3G016CA08 ,  3G016CA09 ,  3G016CA11 ,  3G016CA31 ,  3G016CA41 ,  3G016CA44 ,  3G016CA45 ,  3G016CA46 ,  3G016EA01 ,  3G016EA02 ,  3G016EA12 ,  3G016EA24 ,  3G016FA15 ,  3G016FA18 ,  3G016FA20 ,  3G016FA21 ,  3G016GA02
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • タペットローラ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-262145   出願人:日本精工株式会社

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