特許
J-GLOBAL ID:200903026375023924

遮水シートの検査方法及びそのための検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 朝倉 勝三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-334827
公開番号(公開出願番号):特開平11-153509
出願日: 1997年11月20日
公開日(公表日): 1999年06月08日
要約:
【要約】【課題】 廃棄物処分場等に防水のために敷設される遮水シートの不良個所を現場において真空吸引式に検査するに当り、シートの接合部に限らず、より広範囲のシート領域を一度に迅速かつ正確に検査できる検査方法及びそのための検査装置を提供すること。【解決手段】 現場において敷設された遮水シートの検査に当り、このシートを所定の大きさに区画割りして被検査シート部分(5)を設定し、各被検査シート部分について検査を行なう。被検査シート部分に対して検査シート(6)を重ね合わせ、その間に上下のシートの密着を回避するための抜気ライン構成材7を配置し、この間の密閉空間(9)に貯まった空気を検査シートに取着した吸引部(10)を介して吸引ポンプ(12)により真空吸引して、該密閉空間を減圧状態とする。そして、この減圧状態を減圧計13により検出することにより遮水シートの不良個所の有無の検査が遂行される。
請求項(抜粋):
現場において敷設された遮水シートの不良個所の有無を検査するための検査方法であって、該遮水シートを検査すべき領域を一定の区画に分割し、該区画された遮水シートの被検査シート部分に対して検査シートを重ね合わせ、 該被検査シート部分と検査シートとの間に、これら相互の密着を回避して抜気ラインを形成する抜気ライン構成材を配置し、該被検査シート部分をその周縁において該検査シートと気密状態に密閉して内部に密閉空間を形成し、該密閉空間に連通する吸引部を介して該密閉空間を減圧状態に真空吸引し、該減圧状態を検出することにより遮水シートの不良個所の有無を検査することを特徴とする遮水シートの検査方法。
IPC (2件):
G01M 3/26 ,  E02B 3/12
FI (2件):
G01M 3/26 N ,  E02B 3/12

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