特許
J-GLOBAL ID:200903026379908521

木質化粧板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 拓也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-343964
公開番号(公開出願番号):特開平11-156807
出願日: 1997年11月28日
公開日(公表日): 1999年06月15日
要約:
【要約】【課題】 長手方向の中央部から両端に向かって凹反りが生じていない優れた施工性を発揮する木質化粧板とその木質化粧板を能率よく製造し得る方法を提供する。【解決手段】 複数枚の木質単板を積層接着することにより形成される合板よりなる基板において、表層板を形成している木質単板として裏層板を形成している木質単板の2〜6倍の厚みを有する単板を用いることにより、該表裏木質単板の伸長率の差で長手方向の中央部から両端に向かって下向きに湾曲した凸反り形状の合板基板を形成する。この合板基板上に該合板基板の上記凸反りを解消しない程度の薄い木質繊維製板材を接着すると共にその表面に突板を接着して化粧層を形成し、さらに、表面塗装して優れた外観を呈し且つ長手方向に凸反り傾向を維持して端部への釘着等の施工性が容易に且つ正確に行え、段差の生じない床構造を構成し得る木質化粧板を得る。
請求項(抜粋):
裏面側に長手方向に平行な繊維方向をもつ木質単板が配され、この木質単板上に複数枚の木質単板を介して長手方向に平行な繊維方向をもち且つ上記裏面側の木質単板の厚みの2〜6倍の厚みを有する木質単板が表面側に配されて積層一体化してなる合板基板の表面に、比重が0.6 〜1.0 で厚さが0.5〜3.0mm の木質繊維製板材が接着されていると共に該木質繊維製板材の表面に長手方向に平行な繊維方向をもつ厚さが0.2 〜0.7mm の突板を接着して化粧層が形成され、この化粧層の表面に透明ないしは半透明の合成樹脂塗装が施されてなる木質化粧板。
IPC (4件):
B27D 5/00 ,  B27D 1/04 ,  B27N 3/04 ,  E04F 15/04 601
FI (4件):
B27D 5/00 ,  B27D 1/04 G ,  B27N 3/04 C ,  E04F 15/04 601 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 建築材
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-097905   出願人:松下電工株式会社
  • 木質系積層板の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-110148   出願人:株式会社名南製作所
  • 分割繊維板の接着方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-135824   出願人:株式会社名南製作所

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