特許
J-GLOBAL ID:200903026388380866

きき足調整可能な平板中付け袖瓦

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 竹中 一宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-128820
公開番号(公開出願番号):特開2000-320075
出願日: 1999年05月10日
公開日(公表日): 2000年11月21日
要約:
【要約】【課題】従来の袖瓦を平板棧瓦に重ね葺きし、釘止めにより屋根地に固定する葺設では、袖瓦を平板棧瓦の上に段付き状態で葺設して、破風板の外側面(妻側外方)より釘止めする。従って、緊締力に不安が残り、作業の安全性確保の手段が必要となる。袖瓦が平板棧瓦の上面より一段突出するので、風雨の影響を受ける。即ち、風雨の吹き込みによる煽り及び浮揚、剥落発生等の不具合がある。袖瓦の頭側が一回り大きくなり、体裁が悪い。【解決手段】平板袖瓦本体1の一側面1"内方に合端口210を有する中付け袖垂れ2を傾斜して設け、この中付け袖垂れの合端口側がこの中付け袖垂れの尻側1dより外側に偏寄した平板中付け袖瓦であって、この平板中付け袖瓦の中付け袖垂れの尻側に同構成の他の平板袖瓦本体10の中付け袖垂れの合端口端部を重ね合せする構成である。平板棧瓦と略面一の状態で体裁よく葺設できる。葺き合せ部位からの風雨の進入防止ができる。屋根板に確実かつ簡易に釘止め固定できる。
請求項(抜粋):
平板袖瓦本体の一側面内方に中付け袖垂れを傾斜して設け、この中付け袖垂れの頭側に合端口を設け、この中付け袖垂れの頭側端部がこの中付け袖垂れの尻側端部より外側に偏寄した平板中付け袖瓦であって、この平板中付け袖瓦の中付け袖垂れの尻側端部に、同構成の他の平板中付け袖瓦の中付け袖垂れの頭側端部を重ね合せするきき足調整可能な平板中付け袖瓦。

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