特許
J-GLOBAL ID:200903026389353587
電磁界分布推定方式
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山本 恵一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-056357
公開番号(公開出願番号):特開平6-249899
出願日: 1993年02月23日
公開日(公表日): 1994年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電子装置や外来の電磁妨害波の建物内外での電磁界分布を数値計算で推定し、建物における妨害波対策の効果を予測する方法を提供する。【構成】 本装置は、電子装置近傍に設置された固定式測定アンテナ6と、電子装置との相対位置を変えて測定させる移動式測定アンテナ7と、両アンテナの各々で受信した電磁波のレベルを検出する検出手段と、測定結果を記憶するメモリと、測定結果に基づき所定の処理や各構成部の制御を行うCPUと、処理結果を出力する出力装置で構成する。電子装置から放射される電磁波の振幅成分を移動式測定アンテナ7で測定し、両アンテナ6,7の2つの信号から放射妨害波の位相成分を測定し、その測定結果をメモリに記憶し、ワイヤーグリッド法を用いて電子装置を任意の建物内に設置した場合の建物内外の電磁界分布を3次元的に求め、その結果を出力装置から出力する。
請求項(抜粋):
電波暗室やオープンサイトなどの放射妨害波の試験サイト内で電子装置より放射される電磁妨害波を測定する測定システムにおいて、電子装置近傍に設置された固定式測定アンテナと、電子装置との相対位置を変えて測定させる移動式測定アンテナと、前記固定式及び前記移動式測定アンテナの各々で受信した電磁波のレベルを検出する検出手段と、測定結果を記憶するメモリと、測定結果に基づき所定の処理や各構成部の制御を行うCPUと、処理結果を出力する出力装置から構成され、電子装置から放射される電磁波の振幅成分を前記移動式測定アンテナで測定し、電子装置の近傍に設置した前記固定式測定アンテナと前記移動式測定アンテナの2つの信号から放射妨害波の位相成分を測定し、その測定結果を前記メモリに記憶し、推定の対象となる建物をその壁、柱、天井や床などの反射体の特性を考慮したワイヤーグリッドモデルで近似し、ワイヤーグリッドモデルを多数のセグメントに分割し、各セグメント上における電磁界の境界条件より導かれる各セグメント上を流れる電流に関する連立一次方程式を前記メモリに記憶したデータを用いて解くワイヤーグリッド法を用いて電子装置を任意の建物内に設置した場合の建物内外の電磁界分布を3次元的に求め、その結果を前記出力装置から出力することを特徴とする電磁界分布推定方式。
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭62-200695
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特開平2-066898
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特開平4-009145
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