特許
J-GLOBAL ID:200903026392644509

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-276029
公開番号(公開出願番号):特開平6-129237
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 機関排気通路にNOX 吸収剤を配置すると共に、還元剤をNOX 吸収剤に供給する排気浄化装置において、液状還元剤を使用した場合の還元剤の壁面付着によるNOX 吸収剤への還元剤供給量制御の応答性の悪化を防止する。【構成】 NOX 吸収剤15上流側の排気通路3に、還元剤供給装置11と、二次空気導入装置13とを設け、NOX 吸収剤の下流側に酸素濃度センサ10を配置する。電子制御ユニット20は、還元剤供給装置からNOX吸収剤再生に必要な量よりも過剰な量の還元剤供給量を供給すると共に、酸素濃度センサにより検出された酸素濃度に基づいてNOX 吸収剤に流入する排気の空燃比が所定範囲になるように二次空気導入装置から導入する空気量をフィードバック制御する。NOX 吸収剤での還元剤の濃度は二次空気量により制御されるため、還元剤供給装置により還元剤濃度を制御する場合に較べて制御の応答性と安定性が向上する。
請求項(抜粋):
少なくとも大部分の機関運転領域においてリーン空燃比の燃焼を行う内燃機関の排気通路に、流入排気の空燃比がリーンのときにNOX を吸収し、流入排気の酸素濃度が低下したときに吸収したNOX を放出するNOX 吸収剤を配置し、所定の運転条件下で排気中に還元剤を導入して前記NOX 吸収剤から吸収したNOX を放出させると共に該NOX を還元浄化する内燃機関の排気浄化装置において、前記NOX 吸収剤に、少なくとも吸収したNOX の還元浄化に必要とされる以上の量の還元剤を供給する還元剤供給手段と、前記還元剤供給時に前記NOX 吸収剤上流側の排気通路に二次空気を導入する二次空気導入手段と、前記NOX 吸収剤下流側の排気中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、検出された酸素濃度に基づいて前記二次空気導入手段の二次空気量を調整して前記NOX 吸収剤に流入する排気の空燃比を所定範囲に制御する制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (3件):
F01N 3/08 ,  F01N 3/22 301 ,  F01N 3/22 311
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-106826
  • 特開昭49-119009

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