特許
J-GLOBAL ID:200903026394076176

免震建造物の防火壁構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永田 武三郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-026559
公開番号(公開出願番号):特開平11-210112
出願日: 1998年01月23日
公開日(公表日): 1999年08月03日
要約:
【要約】【課題】 免震装置の挙動に干渉せず、地震発生後も耐火性能が損傷されずに防火区画が維持可能な防火壁構造を提供する。【解決手段】 防火壁1を分割した上部壁1aと下部壁1bの間に摺接部材として、金属製支持金具Aとこれに支持されるクッション性を有する耐火部材Bとから成る耐熱性構成体Pを着設する防火壁構造であって、前記クッション性を有する耐火部材Bを、芯材6と、外殻7と、剛性を有すると共に弾性変形し得る材料の表皮8とで構成する。
請求項(抜粋):
免震装置が設置された免震構造物において、免震装置を設置した下層階躯体と前記免震装置が支持する上層階躯体とが異なる位相で変位可能なように、建造物の防火壁を上部壁と下部壁とに分割して摺接部分を形成し、この摺接部分に摺動部材として着設した耐熱性構成体を、前記上部壁に取付けられる金属製支持金具と、この支持金具に支持させたクッション性を有する耐火部材とで構成し、前記クッション性を有する耐火部材を無機繊維を主材とする芯材と、剛性を有すると共に弾性変形し得る材料の表皮とで構成したことを特徴とする免震建造物の防火壁構造。

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