特許
J-GLOBAL ID:200903026394673204

クラッチレス圧縮機の動力伝達装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木内 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-108835
公開番号(公開出願番号):特開2001-295857
出願日: 2000年04月11日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 破断部が疲労しにくく、破断部の強度を設定し易いクラッチレス圧縮機の動力伝達装置を提供することである。【解決手段】 プーリ10からシャフト2へ至る駆動力伝達経路中に弾性部材32を含め、シャフト2の先端部に固定されたハブ20のつば部20aに複数の円弧状の長溝34を設け、プーリ10のフロント側端面10aに固定したピン33を長溝34に摺動可能に設けた。駆動力伝達経路中の弾性部材32によってトルクダンピング機能が働くので、破断部がほとんど疲労しない。圧縮機側の負荷トルクが過大になった場合、ピン33がつば部20aの長溝34の一端に当たり、ハブ20に回転力が伝わるので、破断部が破断して、つば部20aが長溝37を境にして半径方向外側部分と半径方向内側部分とに分断される。その結果、プーリ10からシャフト2への駆動力の伝達経路が断たれ、プーリ10が空転する。
請求項(抜粋):
圧縮機ハウジングに回転可能に装着されたプーリを介して外部駆動源の駆動力を前記ハウジングに収容されたシャフトに伝達するクラッチレス圧縮機の動力伝達装置において、前記ハウジングから外部へ突出する前記シャフトの端部に設けられ、前記シャフトと一体に回転するハブと、前記ハブのつば部に設けられた第1の保持プレートと、前記プーリのフロント側端面に設けられた第2の保持プレートと、前記両保持プレートによって保持されたトルク伝達用弾性体とを備えたクラッチレス圧縮機の動力伝達装置において、前記ハブのつば部に周方向に形成され、圧縮機側に過大な負荷トルクが生じたときに破断して前記ハブのつば部を半径方向に2つに分断させるための破断部と、前記ハブのつば部に周方向に形成された複数の円弧状の長溝と、前記プーリのフロント側端面に設けられ、かつ前記長溝に挿入されて、圧縮機側に過大な負荷トルクが生じたときに前記長溝内を摺動する破断促進凸部とを備えていることを特徴とするクラッチレス圧縮機の動力伝達装置。
IPC (3件):
F16D 9/00 ,  F04B 35/00 ,  F16D 3/12
FI (3件):
F04B 35/00 A ,  F16D 3/12 T ,  F16D 9/00 C
Fターム (7件):
3H076AA05 ,  3H076BB04 ,  3H076BB28 ,  3H076BB43 ,  3H076CC12 ,  3H076CC15 ,  3H076CC20

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