特許
J-GLOBAL ID:200903026398408041

トロカールシステム及びその使用方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中村 稔 (外10名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-604763
公開番号(公開出願番号):特表2002-538879
出願日: 2000年03月16日
公開日(公表日): 2002年11月19日
要約:
【要約】カニューレと、カニューレに少なくとも部分的に挿通可能な閉塞子アッセンブリとを含むトロカールシステム。閉塞子アッセンブリは、ハウジングと、遠位端に配置された貫入先端と、シャフトから延びて貫入先端に対して移動可能なガードを有する細長いシールドと、一般的に、ハウジング内に配置されたラッチ機構とを含む。ラッチ機構は、ガードの少なくとも一部が貫入先端から少なくとも部分的に遠位方向に伸張するように維持されて、貫入先端による組織の穿刺を防止するシールド固定状態と、閉塞子アッセンブリの遠位端に力を付与したときに、貫入先端による組織の穿刺を容易にするように、ガードと貫入先端とが相対的に移動できるシールド非固定状態との間で、閉塞子アッセンブリの形状の変化を容易にする。
請求項(抜粋):
トロカールシステムであって、該システムは、 (A)長手方向に貫通する開口を形成するとともに、その近位端付近に配置された近位方向を向く面を有するカニューレと、 (B)少なくとも部分的に前記カニューレに挿通可能な閉塞子アッセンブリとを備え、該閉塞子アッセンブリが、 (a)近位端に配置されて、前記カニューレの前記近位方向を向く面との極めて近接した配置を容易にする形状及び寸法を有する遠位方向を向く端面を有するベース部分を含むハウジングハウジングと、 (b)遠位端に配置された貫入先端と、 (c)シャフトから延びて前記貫入先端に対して互いに移動可能であるガードを含む細長いシールドと、 (d)一般的にハウジング内に配置され、シールド固定状態とシールド非固定状態との間で前記閉塞子アッセンブリの形状の変化を容易にするラッチ機構であって、前記シールド固定状態は、前記ガードの少なくとも一部が前記貫入先端から少なくとも部分的に遠位方向に伸びるように維持されて、前記貫入先端による組織の穿刺を防止する状態であり、前記シールド非固定状態は、前記閉塞子アッセンブリの遠位端に対して力を加えることにより前記ガードと前記貫入先端との相対移動を可能にして、前記貫入先端による組織への貫入を容易にする状態である、ラッチ機構とを含み、該ラッチ機構は、 (i)ボタン部分とカム面とを有する解除部材と、 (ii)前記解除部材と機能的に関連したラッチとを含み、該ラッチはブロック面と嵌合面とを有し、該嵌合面は前記解除部材の前記カム面と協働して、該解除部材の移動時に前記カム面が該嵌合面を付勢して前記ラッチを移動させ、かつ、前記ブロック面に前記シールドの軸線方向の移動を許容させる、ことを特徴とするトロカールシステム。
Fターム (3件):
4C060FF26 ,  4C060FF38 ,  4C060MM24
引用特許:
審査官引用 (1件)

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