特許
J-GLOBAL ID:200903026405308163

冷媒凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-065056
公開番号(公開出願番号):特開平7-280392
出願日: 1994年04月01日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 右側ヘッダ32内とモジュレータ33内とを連通する冷媒入口通路68の周辺および冷媒出口通路69の周辺でろう付け不良が発生することを防止して冷媒が洩れ出ることを防止することを可能にする。【構成】 モジュレータ33に形成された逆円弧状の窪み部64に方形状の上側段差部65および角環状の下側段差部66を設け、第2の貫通穴67を下側段差部66を貫通するように設けた。これにより、右側ヘッダ32に形成された円弧状の突条部60にモジュレータ33をろう付けする際に、上側段差部65の表面と突条部60の表面との間の面接触部分、および下側段差部66の表面と突条部60の表面との間の面接触部分に加熱溶融されたろう材が集中的に流れ込むようになる。このため、右側ヘッダ32とモジュレータ33とが確実にろう付けされるので、第2の貫通穴67の周辺にろう付け不良箇所が形成されることはない。
請求項(抜粋):
(a)筒方向に設けられた接合部、およびこの接合部の内周側と外周側とを貫通する第1の貫通穴を有する第1の筒体と、(b)この前記第1の筒体の接合部にろう付けにより接合される被接合部、この被接合部の内周側と外周側とを貫通して前記第1の貫通穴と連通する第2の貫通穴、および少なくとも前記被接合部のうち前記第2の貫通穴の周囲を囲むように設けられ、前記第1の筒体の接合部に面接触する段差部を有する第2の筒体とを備えた冷媒凝縮器。

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