特許
J-GLOBAL ID:200903026413718001

降雨量推定システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-295572
公開番号(公開出願番号):特開平7-146375
出願日: 1993年11月25日
公開日(公表日): 1995年06月06日
要約:
【要約】【構成】 気象レーダ3がエコー強度情報を出力する一方、遠方監視制御装置2が、各雨量計1...から出力されたパルスを収集して雨量情報として出力する。ニューラルネットワーク4では、上記のエコー強度情報および雨量情報により、定点におけるエコー強度と降雨量との関係を学習する。学習後は、学習結果にしたがって任意点のエコー強度からニューラルネットワーク4により同じ任意点の降雨量を推測する。定数演算装置5では、同じ任意点におけるエコー強度と推測された降雨量とに基づいて定数B・βを算出する。そして、降雨量演算装置6では、定数B・βを用いた方程式にしたがい、新たに観測された任意点のエコー強度に基づいてその任意点の降雨量を演算にて求める。【効果】 簡単な構成で時事刻々と変化する任意点の降雨量を高精度に推定することができる。
請求項(抜粋):
降雨量の推定対象地域における所定点に配されて降雨強度分布情報を出力する気象レーダと、降雨量の推定対象地域における複数の観測点に配されて雨量情報を出力する雨量計と、上記気象レーダからの降雨強度分布情報を入力信号とし、上記雨量計からの雨量情報を教師信号として、雨量観測点についての教師信号と入力信号との関係を学習する一方、降雨量の推定対象地域における任意点の降雨量を上記気象レーダにより与えられた降雨強度分布情報に基づいて上記の関係にしたがって推測するニューラルネットワークと、降雨強度分布情報から降雨量を算出する演算に必要な定数を上記ニューラルネットワークにより推測された降雨量およびその推測に供された降雨強度分布情報に基づいて決定する定数決定手段と、上記気象レーダにより与えられた降雨強度分布情報に基づいて上記定数決定手段により決定された定数を用いた演算を行なうことにより降雨量を算出する降雨量算出手段とを備えていることを特徴とする降雨量推定システム。
IPC (2件):
G01W 1/02 ,  G01W 1/10

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