特許
J-GLOBAL ID:200903026416228528
カルボン酸の製造方法及び製造システム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-294514
公開番号(公開出願番号):特開2004-131389
出願日: 2002年10月08日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】アルコールのカルボニル化による反応混合物から、不純物を効率よく分離し、簡便に、且つ低コストでカルボン酸を精製する。【解決手段】触媒系の存在下、炭素数nのアルコール又はその誘導体と一酸化炭素とを反応器3で連続的に反応させ、触媒分離塔5で、生成した反応混合物から高沸点触媒成分を分離し、得られた粗液を高沸分離塔8に供給し、少なくとも炭素数n+2のカルボン酸を含む高沸成分と、低沸成分とを分離し、この低沸成分をカルボン酸分離塔11に供給し、少なくとも水及び前記アルコールとのエステルの存在下で蒸留し、前記炭素数n+1のカルボン酸を含む高沸成分と、少なくとも前記エステル及び水を含む低沸成分とを分離する。この低沸成分をアルデヒド分離塔14に供給し、アルデヒドを含む低沸成分を除去する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
触媒系の存在下、炭素数nのアルコール又はその誘導体と一酸化炭素とを連続的に反応させ、生成した反応混合物から、精製された炭素数n+1のカルボン酸を製造する方法であって、前記反応混合物から高沸点触媒成分を分離し、少なくとも炭素数n+2のカルボン酸、炭素数n+1のカルボン酸、このカルボン酸と前記アルコールとのエステル及び水を含む粗液を高沸分離塔に供給し、この高沸分離塔で、少なくとも炭素数n+2のカルボン酸を含む高沸成分と、少なくとも炭素数n+1のカルボン酸、このカルボン酸と前記アルコールとのエステル、及び水を含む低沸成分とを分離し、この低沸成分をカルボン酸分離塔に供給し、このカルボン酸分離塔で、前記炭素数n+1のカルボン酸を含む高沸成分と、少なくとも前記エステル及び水を含む低沸成分とを分離する方法。
IPC (4件):
C07C51/12
, B01D3/14
, C07C51/44
, C07C53/08
FI (4件):
C07C51/12
, B01D3/14 A
, C07C51/44
, C07C53/08
Fターム (27件):
4D076AA16
, 4D076AA22
, 4D076AA23
, 4D076AA24
, 4D076BB03
, 4D076BB23
, 4D076DA10
, 4D076EA02Z
, 4D076EA20Z
, 4D076FA03
, 4D076FA12
, 4D076FA34
, 4D076JA03
, 4H006AA02
, 4H006AC46
, 4H006AD11
, 4H006BA03
, 4H006BA24
, 4H006BA37
, 4H006BA49
, 4H006BD40
, 4H006BD52
, 4H006BD84
, 4H006BE40
, 4H006BS10
, 4H039CA65
, 4H039CF30
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