特許
J-GLOBAL ID:200903026418524043
水中画像ソーナー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松浦 兼行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-289936
公開番号(公開出願番号):特開平10-132930
出願日: 1996年10月31日
公開日(公表日): 1998年05月22日
要約:
【要約】【課題】 従来は、あるビーム幅毎のデータしか得られず、目標の特定部分を抽出し、垂直方向の分解能を上げることができない。【解決手段】 掃引制御回路14は、送信パルス内で周波数を掃引する周波数データ142と送波音のビーム方向をシフトする移相データ141とを発生する。送信パルス発生回路15は送信パルス内で第1の周波数から第2の周波数に連続的に変化する励振信号151を発生する。送波器101〜10Nはビーム方向が移相データ141に応じて例えば垂直方向に変化しながら、周波数が第1の周波数から第2の周波数に連続的に変化する送波音1を水中に放射する。画像制御回路27は、画像化する周波数範囲が与えられると、周波数分離回路281〜28M内の各フィルタの中心周波数と帯域幅を可変制御する。これにより、反射音の特定周波数成分、つまり特定角度範囲を抽出できる。
請求項(抜粋):
水中に送波音を放射する複数の送波器と、前記送波音が目標により反射されて得られた反射音を受波して電気信号に変換する複数の受波器と、前記複数の送波器から放射される前記送波音のビーム方向を一定方向に走査させると共に、該走査に同期して該送波音の周波数を第1の周波数から第2の周波数まで漸次連続的に変化させる送波器励振手段と、前記複数の受波器のうち対応する受波器から出力された受信信号を受け、前記第1の周波数から第2の周波数までの間の周波数範囲内の第3の周波数から第4の周波数までの周波数範囲をx(xは2以上の整数)分割したとき、各分割周波数成分を周波数選択するx個のフィルタを有し、前記複数の受波器のそれぞれに対応して設けられた複数の周波数分離回路と、前記複数の周波数分離回路の出力信号を受け、前記各分割周波数成分毎に前記複数の受波器の受波ビーム方向のレベル検出を行い、画像データを生成する画像再生処理装置と、前記画像データを表示する表示器と、前記第3及び第4の周波数を任意に設定すると共に、該設定した第3及び第4の周波数に応じて前記各周波数分離回路内のx個のフィルタの各中心周波数と帯域幅をそれぞれ可変制御する制御手段とを有することを特徴とする水中画像ソーナー。
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