特許
J-GLOBAL ID:200903026422290928

容器のキャップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 芳樹 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221786
公開番号(公開出願番号):特開平9-066955
出願日: 1995年08月30日
公開日(公表日): 1997年03月11日
要約:
【要約】【目的】 スナップ性、耐久性及び操作性の良いヒンジ機構を備えたヒンジ式キャップを提供することを目的とする。【構成】 本発明による容器のキャップ10におけるヒンジ機構16は、キャップスカート12に対してオーバーキャップ14を揺動可能に支持するヒンジ本体36と、その両側に配置された1対の弾性片38とを有する3点ヒンジである。弾性片38の各端部38a,38bは、対応のキャップスカート及びオーバーキャップの外周面に沿って弧又は直線をなして接合される。また、180度開蓋状態において、弾性片はキャップスカートとオーバーキャップとの間で略円弧状となり、更に、弾性片の厚さは端部側ほど漸次大きくなっている。かかる構成においては、弾性片の厚さが、応力集中が生じやすい端部側ほど大きくなっているので、応力分布が均一化されることとなる。
請求項(抜粋):
容器の口頚部に直接取り付けられ、略円筒状の外周面を有するキャップスカートと、前記キャップスカートの天板部分を覆い前記天板部分に設けられた容器内容部の注出口を閉鎖するためのオーバーキャップと、前記キャップスカートに対して前記オーバーキャップを閉蓋状態と開蓋状態との間で揺動可能に支持するヒンジ機構とを備え、合成樹脂から一体成形により構成されたキャップにおいて、前記ヒンジ機構は、前記キャップスカート及び前記オーバーキャップを互いに揺動可能に支持するヒンジ本体と、前記ヒンジ本体の両側に配置され両端部がそれぞれ前記キャップスカート及び前記オーバーキャップに接合された1対の弾性片とを有し、前記弾性片の各端部が対応の前記キャップスカート及び前記オーバーキャップの外周面に沿って弧をなして接合されており、閉蓋状態から前記オーバーキャップを180度揺動させた180度開蓋状態において、前記弾性片は前記キャップスカートと前記オーバーキャップとの間で略円弧状となり、前記弾性片の厚さが端部側ほど漸次大きくされている、ことを特徴とする容器のキャップ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-317467

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