特許
J-GLOBAL ID:200903026424253035
シリカを重縮合加硫性シリコーンマトリックス中に分散させたエラストマー形成用懸濁液の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
倉内 基弘 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589613
公開番号(公開出願番号):特表2002-533507
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】本発明は、シリコーンマトリックス中におけるシリカ懸濁液であって、重縮合によって架橋し得るオルガノポリシロキサンを製造するのに使用され得るシリカ懸濁液の製造法に関する。本発明は、該組成物のレオロジーと得られる架橋エラストマーの機械的特性との間の技術的妥協を得ることを目的とする。解決策として、本発明は、例えば各鎖端にヒドロキシル基を有する線状反応性ポリオルガノシロキサンを含むシリコーン物質中に有機シラザンで処理したシリカを分散させた懸濁液の製造法を開示する。本発明は、シリコーン物質の少なくとも一部分及び使用する粒状充填剤を一緒にする前に及び/又はそれと実質上同時に、そして充填剤及びシリコーン物質の全部又は一部分を一緒にした後に有機シラザンを調製用媒体中に導入することより本質上なり、しかも該有機シラザンの最初の導入はシリカ充填剤に対して乾燥重量で8〜30%の範囲の割合に相当する有機シラザンの一部分を使用して実施されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
粒状補強充填剤をシリコーン物質(SM)中に分散させた懸濁液を製造する方法であって、 +該SMは、 ・各鎖端に少なくとも2個の縮合性若しくは加水分解性基又は1個のヒドロキシル基を有する少なくとも1種の線状反応性POS、 ・縮合性、加水分解性又はヒドロキシル基を有しない随意成分としての少なくとも1種の線状非反応性POS、 ・随意成分としての水、を含み、 +該懸濁液は、特に重縮合によって加硫又は硬化され得るシリコーン組成物を製造するのに使用することができ、 +該方法は、粒状補強充填剤を相容化剤で処理するタイプのものである、ことからなる方法において、相容化剤(CA)を懸濁液調製用媒体中に、 ・第一に、使用するSMシリコーン物質の少なくとも一部分中に、使用する粒状補強充填剤を混合する前に及び/又はそれと同時に導入し、しかもこのCAの導入は、粒状補強充填剤に対して8〜30重量%(乾燥)の範囲内の割合に相当するCAの一部分を使用して実施され、そして ・第二に、SMシリコーン物質の少なくとも一部分へのこの粒状補強充填剤の混合後に導入する、ことより本質上なることを特徴とする懸濁液の製造法。
IPC (3件):
C08L 83/06
, C08K 3/36
, C08J 3/05 CFH
FI (3件):
C08L 83/06
, C08K 3/36
, C08J 3/05 CFH
Fターム (26件):
4F070AA60
, 4F070AC20
, 4F070AC23
, 4F070AC53
, 4F070AE01
, 4F070AE30
, 4F070CA03
, 4F070CB02
, 4F070CB12
, 4J002CP032
, 4J002CP061
, 4J002DE026
, 4J002DE147
, 4J002DE187
, 4J002DE237
, 4J002DJ007
, 4J002DJ017
, 4J002EX038
, 4J002EX078
, 4J002EZ008
, 4J002FD029
, 4J002FD039
, 4J002FD099
, 4J002FD148
, 4J002FD208
, 4J002HA06
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